プロジェクトマネージャ 頻出重要用語集
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プロジェクトマネージャ 頻出重要用語解説
PMBOK第7版・第6版、EVM、品質管理、アジャイルなどのプロジェクトマネジメント用語を完全網羅。「1行要約」「3行解説」「図解付き詳細解説」で午後I・午後II論文対策を加速させます。
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さぎょうぶんかいこうせいず統合・スコープ午前II午後I記述午後II小論文★★★
作業分解構成図(WBS)
Work Breakdown Structure (WBS)1行解説(要点)
プロジェクトチームが実行する作業を成果物中心に階層的に要素分解した構成図であり、最下層をワークパッケージと呼びます。
3行解説(詳細ポイント)
1プロジェクトチームが実行する作業を成果物中心に階層的に要素分解した構成図であり、最下層をワークパッケージと呼びます。
2プロジェクト全体の作業範囲を漏れなく重複なく(MECE)定義する100%ルールに基づき、スコープベースラインの根幹となります。
3試験対策:午後I・午後IIともに、新規技術導入や派生開発において過去の標準WBSを漫然と流用せず、特性に応じてワークパッケージとWBS辞書を再定義した工夫を具体的に論述します。
へんこうかんりいいんかい統合・スコープ午前II午後I記述午後II小論文★★★
変更管理委員会(CCB)
Change Control Board (CCB)1行解説(要点)
プロジェクトのベースライン(スコープ・納期・コスト)に対する変更要求を審査し、承認・却下・保留を決定する公式機関です。
3行解説(詳細ポイント)
1プロジェクトのベースライン(スコープ・納期・コスト)に対する変更要求を審査し、承認・却下・保留を決定する公式機関です。
2変更要求がQCDおよびリスクに与える影響を定量的に評価し、無秩序な仕様膨張(スコープクリープ)を防ぐ統制ゲートとして機能します。
3試験対策:午後II小論文では、顧客からの追加要望に対してQCDへの影響度を試算してCCBに諮り、優先度の低い機能の次期フェーズ先送りや追加予算確保を合意形成したプロセスを論述します。
ぷろじぇくとけんしょう統合・スコープ午前II午後I記述午後II小論文★★★
プロジェクト憲章(Project Charter)
Project Charter1行解説(要点)
プロジェクトの存在を正式に認可し、プロジェクトマネージャに組織資源を活動に充当する権限を与えるスポンサ発行の公式文書です。
3行解説(詳細ポイント)
1プロジェクトの存在を正式に認可し、プロジェクトマネージャに組織資源を活動に充当する権限を与えるスポンサ発行の公式文書です。
2プロジェクトの目的・妥当性、測定可能な目標と成功基準、ハイレベルな要求事項・リスク、マイルストーンスケジュール、PMの権限レベルを明記します。
3試験対策:午前IIの立ち上げプロセス群で頻出であり、午後IIでもプロジェクト目標の達成基準をスポンサと初期合意する根拠文書として活用します。
てーらりんぐ統合・スコープ午前II午後I記述午後II小論文★★★
テーラリング(プロジェクトマネジメント計画の適応)
Tailoring1行解説(要点)
組織の標準プロセスやPMBOKの知識体系をそのまま機械的に適用するのではなく、プロジェクトの規模・複雑性・不確実性・チーム特性に合わせて最適に調整することです。
3行解説(詳細ポイント)
1組織の標準プロセスやPMBOKの知識体系をそのまま機械的に適用するのではなく、プロジェクトの規模・複雑性・不確実性・チーム特性に合わせて最適に調整することです。
2生成AI活用やアジャイル併用、短納期改修などの独自特性に応じて、レビュー基準・進捗会議体・成果物粒度・変更管理手順を取捨選択・強化します。
3試験対策:令和5年午後II問1(PM計画の修正・テーラリング)や令和7年午後I問1など、近年のPM試験で最も重視されている核心テーマとして論述対策を徹底します。
すこーぷくりーぷとごーるどぷれーてぃんぐ統合・スコープ午前II午後I記述午後II小論文★★★
スコープクリープとゴールドプレーティング防止
Scope Creep & Gold Plating Prevention1行解説(要点)
正式な統合変更管理手続(時間・コスト・資源の評価とCCB承認)を経ないまま、機能や作業範囲がなし崩し的に拡大してしまう現象です。
3行解説(詳細ポイント)
1正式な統合変更管理手続(時間・コスト・資源の評価とCCB承認)を経ないまま、機能や作業範囲がなし崩し的に拡大してしまう現象です。
2また、開発者が顧客に頼まれてもいない過剰な機能や装飾を勝手に追加する「ゴールドプレーティング(金メッキ)」も工数超過とバグ混入の主因となります。
3試験対策:令和7年午前II問4をはじめ午前IIで頻出であり、午後I・午後IIでも現場担当者間の口頭合意を禁止し変更要求プロセスを徹底する施策として重要です。
だんかいてきしょうさいかとろーりんぐうぇーぶ統合・スコープ午前II午後I記述午後II小論文★★
段階的詳細化とローリングウェーブ計画法
Progressive Elaboration & Rolling Wave Planning1行解説(要点)
プロジェクトの進行に伴って情報や見積りの精度が向上するにつれ、計画を継続的に反復して詳細化していくアプローチです。
3行解説(詳細ポイント)
1プロジェクトの進行に伴って情報や見積りの精度が向上するにつれ、計画を継続的に反復して詳細化していくアプローチです。
2直近1〜2ヶ月の作業はワークパッケージ単位まで詳細に計画し、遠い将来の作業はWBSの上位レベル(プランニングパッケージ)に留めておく計画手法をローリングウェーブ計画法と呼びます。
3試験対策:不確実性の高いDX案件や新規サービス開発の午後I・午後IIにおいて、初期段階の見積り前提の限界を補う現実的な計画技法として論述に活用します。
きょうくんとうろくぼとちしきまねじめんと統合・スコープ午前II午後I記述午後II小論文★★
教訓登録簿(Lessons Learned)と知識マネジメント
Lessons Learned Register & Knowledge Management1行解説(要点)
プロジェクト遂行中に得られた成功要因・失敗原因・改善策を記録する教訓登録簿と、暗黙知(個人の経験)と形式知(文書・手順)を組織全体で還流させるマネジメントです。
3行解説(詳細ポイント)
1プロジェクト遂行中に得られた成功要因・失敗原因・改善策を記録する教訓登録簿と、暗黙知(個人の経験)と形式知(文書・手順)を組織全体で還流させるマネジメントです。
2プロジェクト終結時だけでなく各フェーズの区切り(レトロスペクティブ)で教訓を抽出し、組織のプロセス資産(OPA)へ反映して他プロジェクトや後続工程に活かします。
3試験対策:平成31年午後II問2(教訓や他プロジェクトの知見の活用)や令和5年午後II問2(組織のPM能力向上につながる評価)に直結する重要概念として整理します。
ぷろじぇくとがばなんすとすてーじげーと統合・スコープ午前II午後I記述午後II小論文★★
プロジェクトガバナンスとステージゲート審査
Project Governance & Stage-Gate Review1行解説(要点)
組織の戦略目標とプロジェクトの整合性を保ち、意思決定権限・監督体制・エスカレーション基準を規定する統治枠組みです。
3行解説(詳細ポイント)
1組織の戦略目標とプロジェクトの整合性を保ち、意思決定権限・監督体制・エスカレーション基準を規定する統治枠組みです。
2各工程の完了時点(フェーズゲート / ステージゲート)で成果物品質・投資対効果・リスクを審査し、次工程への進行(Go/No-Go)をスポンサや運営委員会が判断します。
3試験対策:令和7年午前II問1(JIS Q 21500におけるプロジェクトガバナンス維持責任=スポンサ/運営委員会)で出題された必須知識として正確に押さえます。
こうせいかんりとべーすらいん統合・スコープ午前II午後I記述午後II小論文★★
構成管理(コンフィギュレーションマネジメント)とベースライン
Configuration Management & Baseline Control1行解説(要点)
仕様書、設計書、ソースコード、テストケースなどの構成品目(CI)のバージョンと相互関係を識別・追跡し、承認されたベースラインとの整合性を維持する管理活動です。
3行解説(詳細ポイント)
1仕様書、設計書、ソースコード、テストケースなどの構成品目(CI)のバージョンと相互関係を識別・追跡し、承認されたベースラインとの整合性を維持する管理活動です。
2構成識別、構成統制、構成状況の記録、構成監査の4活動を通じて、「古い版の設計書に基づいて実装・テストしてしまう事故」を防ぎます。
3試験対策:午前IIの知識問題および午後I・午後IIの派生開発・マルチベンダー開発における成果物の版管理・トレーサビリティ確保策として活用します。
ぷろじぇくとしゅうけつとうんようひきつぎ統合・スコープ午前II午後I記述午後II小論文★★★
プロジェクト終結と移行・運用引き継ぎ管理
Project Closure & Operational Handover1行解説(要点)
全成果物の正式な受入れ確認、契約の終結、運用保守組織への引き継ぎ、最終報告書の作成、および教訓の組織プロセス資産への移管を行うプロセス群です。
3行解説(詳細ポイント)
1全成果物の正式な受入れ確認、契約の終結、運用保守組織への引き継ぎ、最終報告書の作成、および教訓の組織プロセス資産への移管を行うプロセス群です。
2本番稼働開始直後の初期流動管理(ハイパーケア体制)の期間・要員・問い合わせエスカレーション手順を計画段階から運用部門と合意しておくことが不可欠です。
3試験対策:令和7年午後II問2(システムの円滑な稼働開始を危うくするリスクのマネジメント)や平成30年午後II問2(本稼働間際の課題対応)で核となるテーマです。
あーんどばりゅーまねじめんと日程・コスト午前II午後I記述午後II小論文★★★
アーンド・バリュー・マネジメント(EVM)
Earned Value Management (EVM)1行解説(要点)
作業の進捗を「出来高(EV)」という金銭価値(または工数)に換算し、スケジュールとコストの差異・効率を統合的に定量管理する手法です。
3行解説(詳細ポイント)
1作業の進捗を「出来高(EV)」という金銭価値(または工数)に換算し、スケジュールとコストの差異・効率を統合的に定量管理する手法です。
2PV(計画値)、EV(出来高)、AC(実コスト)の3指標から、SV(EV-PV)、CV(EV-AC)、SPI(EV/PV)、CPI(EV/AC)、EAC(完了時総コスト見積り)を算出します。
3試験対策:午前IIの計算問題で毎年出題される最頻出テーマであり、午後I・午後IIでも進捗とコストの悪化予兆を数値で早期検知し是正措置を講じた根拠として必須です。
くりてぃかるぱすほう日程・コスト午前II午後I記述午後II小論文★★★
クリティカルパス法(CPM)
Critical Path Method (CPM)1行解説(要点)
アクティビティの論理的依存関係と所要期間からプロジェクト完了に必要な最短期間を決定し、トータルフロート(全余裕)がゼロとなる最長経路を特定する手法です。
3行解説(詳細ポイント)
1アクティビティの論理的依存関係と所要期間からプロジェクト完了に必要な最短期間を決定し、トータルフロート(全余裕)がゼロとなる最長経路を特定する手法です。
2前進計算(最早開始ES・最早終了EF)と後退計算(最遅開始LS・最遅終了LF)により、各作業のスケジュール柔軟性(フロート)を定量化します。
3試験対策:午前IIのアローダイアグラム・PDM計算問題で毎年出題され、午後IIでも「クリティカルパス上のボトルネック作業への重点資源配分」として論述します。
くらっしんぐとふぁすととらっきんぐ日程・コスト午前II午後I記述午後II小論文★★★
クラッシングとファストトラッキング(スケジュール短縮技法)
Crashing & Fast Tracking1行解説(要点)
クリティカルパス上の期間を短縮するため、追加資源・費用を投入する「クラッシング」と、本来直列の工程を一部並行実施する「ファストトラッキング」の2大スケジュール圧縮技法です。
3行解説(詳細ポイント)
1クリティカルパス上の期間を短縮するため、追加資源・費用を投入する「クラッシング」と、本来直列の工程を一部並行実施する「ファストトラッキング」の2大スケジュール圧縮技法です。
2クラッシングは「コストの増加とコミュニケーション負荷増大」、ファストトラッキングは「手戻りリスクと品質低下リスクの増大」というトレードオフを伴います。
3試験対策:令和7年午前II問7をはじめ午前II・午後I・午後IIの全フェーズで頻出であり、適用時は必ず二次リスクへの予防策(インターフェース先行凍結等)とセットで論述します。
くりてぃかるちぇーんほうとばっふぁかんり日程・コスト午前II午後I記述午後II小論文★★★
クリティカルチェーン法(CCPM)とバッファ管理
Critical Chain Project Management (CCPM)1行解説(要点)
技術的依存関係だけでなく「資源(要員・設備)の制約」を考慮してクリティカルチェーンを特定し、個別タスクの安全余裕を剥がして全体末尾と合流点に集約管理する手法です。
3行解説(詳細ポイント)
1技術的依存関係だけでなく「資源(要員・設備)の制約」を考慮してクリティカルチェーンを特定し、個別タスクの安全余裕を剥がして全体末尾と合流点に集約管理する手法です。
2個々の作業見積りに含まれるサバ読み(パーキンソンの法則や学生症候群)を排除し、合流バッファ(Feeding Buffer)とプロジェクトバッファ(Project Buffer)の消費率で進捗を管理します。
3試験対策:令和7年午前II問8で出題された頻出テーマであり、午後IIのスケジュール管理論文でも高い評価を得られる技法として仕組みとバッファ種別を正確に理解します。
ぷれしでんすだいあぐらむほう日程・コスト午前II午後I記述★★★
プレシデンスダイアグラム法(PDM)とリード・ラグ
Precedence Diagramming Method (PDM)1行解説(要点)
ノード(箱)にアクティビティを配置し、4種類の論理的依存関係(FS:終了-開始、SS:開始-開始、FF:終了-終了、SF:開始-終了)とリード(前倒し)・ラグ(待ち時間)で結ぶネットワーク図法です。
3行解説(詳細ポイント)
1ノード(箱)にアクティビティを配置し、4種類の論理的依存関係(FS:終了-開始、SS:開始-開始、FF:終了-終了、SF:開始-終了)とリード(前倒し)・ラグ(待ち時間)で結ぶネットワーク図法です。
2例えば「設計開始の3日後にコードレビュー準備を開始する(SS+ラグ3日)」や「設計完了の2日前から結合テスト環境構築を開始する(FS+リード2日)」を精密に表現できます。
3試験対策:令和7年午前II問6など、午前IIの所要日数計算問題で毎年必ず1〜2問出題されるため、FS/SS/FFとリード・ラグの計算手順を確実にマスターします。
ふぁんくしょんぽいんとほう日程・コスト午前II午後I記述午後II小論文★★★
ファンクションポイント法(FP法:機能規模見積り)
Function Point Analysis (IFPUG / NESMA)1行解説(要点)
プログラミング言語や開発環境に依存せず、利用者視点の外部仕様(データファンクション:ILF/EIF、トランザクションファンクション:EI/EO/EQ)の5要素からソフトウェア規模を見積もる手法です。
3行解説(詳細ポイント)
1プログラミング言語や開発環境に依存せず、利用者視点の外部仕様(データファンクション:ILF/EIF、トランザクションファンクション:EI/EO/EQ)の5要素からソフトウェア規模を見積もる手法です。
2内部論理ファイル(ILF)、外部インターフェースファイル(EIF)、外部入力(EI)、外部出力(EO)、外部照会(EQ)の複雑度を評価して未調整FPを算出し、システム特性係数で補正します。
3試験対策:午前IIで毎年出題されるほか、午後IIの工数見積り・コスト管理論文で「LOC(行数)見積りの曖昧さを排し、要件定義時点でFP法による客観的規模見積りを行った」と論述します。
ここもとさんてんみつもり日程・コスト午前II午後I記述午後II小論文★★★
COCOMO / COCOMO II とボトムアップ・類推・三点見積り
COCOMO, Parametric, Analogous & Three-Point Estimation1行解説(要点)
開発規模(KSLOC等)の指数関数とコスト駆動因子から工数・期間を算出するCOCOMOモデルや、悲観値(P)・最可能値(M)・楽観値(O)から期待値 (O+4M+P)/6 を求める三点見積り(PERT)です。
3行解説(詳細ポイント)
1開発規模(KSLOC等)の指数関数とコスト駆動因子から工数・期間を算出するCOCOMOモデルや、悲観値(P)・最可能値(M)・楽観値(O)から期待値 (O+4M+P)/6 を求める三点見積り(PERT)です。
2初期の概算段階では過去類似案件からの「類推見積り」や統計式による「パラメトリック見積り」を用い、WBS詳細化後はワークパッケージ単位の「ボトムアップ見積り」で精緻化します。
3試験対策:令和7年午前II問9(COCOMOの規模と生産性の関係)など午前IIで頻出であり、午後IIでは単一手法に頼らず複数の見積り手法をクロスチェックして妥当性を検証した工夫として論述します。
こすとべーすらいんとよびひ日程・コスト午前II午後I記述午後II小論文★★★
コストベースラインとコンティンジェンシー予備・管理予備
Cost Baseline, Contingency Reserve & Management Reserve1行解説(要点)
WBSの各ワークパッケージ見積りに「既知のリスク(特定済みリスク)」への備えであるコンティンジェンシー予備を加えたものがコストベースラインであり、さらに「未知のリスク」への管理予備を加えたものがプロジェクト予算です。
3行解説(詳細ポイント)
1WBSの各ワークパッケージ見積りに「既知のリスク(特定済みリスク)」への備えであるコンティンジェンシー予備を加えたものがコストベースラインであり、さらに「未知のリスク」への管理予備を加えたものがプロジェクト予算です。
2PMは自己の裁量でコンティンジェンシー予備を使用できますが、管理予備を取り崩してベースラインに組み入れる際はスポンサまたはCCBの承認が必要です。
3試験対策:午前IIで「コストベースラインに含まれるのはコンティンジェンシー予備までであり管理予備は含まれない」という引っかけ問題が繰り返し出題されるため確実に識別します。
かんりょうじそうこすとみつもり日程・コスト午前II午後I記述午後II小論文★★★
完了時総コスト見積り(EAC)と残作業効率指数(TCPI)
Estimate at Completion (EAC) & TCPI1行解説(要点)
EVMにおいて現時点の実績から最終的な総コスト(EAC)を予測する計算式と、予算(BAC)または改定目標(EAC)を達成するために残作業で維持すべきコスト効率(TCPI)です。
3行解説(詳細ポイント)
1EVMにおいて現時点の実績から最終的な総コスト(EAC)を予測する計算式と、予算(BAC)または改定目標(EAC)を達成するために残作業で維持すべきコスト効率(TCPI)です。
2今後の作業が「計画通りの効率で進む場合:EAC = AC + (BAC - EV)」、「現在のコスト効率CPIが今後も続く場合:EAC = BAC / CPI」、「スケジュール効率も影響する場合:EAC = AC + (BAC - EV)/(CPI×SPI)」と使い分けます。
3試験対策:午前IIのEVM計算問題および午後Iの進捗・コスト分析設問で、完了時の着地見込みコスト算出根拠としてそのまま問われる重要公式です。
しげんのへいじゅんかとへいかつか日程・コスト午前II午後I記述午後II小論文★★
資源の平準化(レベリング)と資源の平滑化(スムージング)
Resource Leveling & Resource Smoothing1行解説(要点)
特定時期への特定スキル要員の過負荷(オーバーアロケーション)を解消するため、作業日程を調整する2つのスケジュール最適化技法です。
3行解説(詳細ポイント)
1特定時期への特定スキル要員の過負荷(オーバーアロケーション)を解消するため、作業日程を調整する2つのスケジュール最適化技法です。
2「資源の平準化」は資源上限を守るためにクリティカルパスが変化・遅延することを許容しますが、「資源の平滑化」はフロート(余裕期間)の範囲内でのみ作業を移動させ完了日を動かしません。
3試験対策:午前IIで平準化と平滑化の違い(クリティカルパスや完了日が動くか否か)が問われるほか、午後I・午後IIの要員山積み・山崩し計画で活用します。
りすくとうろくぼ品質・リスク午前II午後I記述午後II小論文★★★
リスク登録簿(リスクレジスタ)
Risk Register1行解説(要点)
特定されたリスクの事象・原因、発生確率、影響度、優先順位、対応戦略、リスクオーナー、およびトリガー(予兆条件)を一元管理する台帳です。
3行解説(詳細ポイント)
1特定されたリスクの事象・原因、発生確率、影響度、優先順位、対応戦略、リスクオーナー、およびトリガー(予兆条件)を一元管理する台帳です。
2定性的リスク分析と定量的リスク分析の結果を記録し、プロジェクト全期間を通じて週次・月次で継続的に見直し・更新します。
3試験対策:午後I・午後IIのリスクマネジメント問題(令和7年午後I問1、午後II問2等)において、予防策と発生時対策(コンティンジェンシー計画)を紐付ける中核成果物として論述します。
りすくたいおうせんりゃく品質・リスク午前II午後I記述午後II小論文★★★
リスク対応戦略(脅威への5戦略・好機への5戦略)
Risk Response Strategies (Threats & Opportunities)1行解説(要点)
マイナスのリスク(脅威)に対する「エスカレーション・回避・転嫁・軽減・受容」と、プラスのリスク(好機)に対する「エスカレーション・活用・共有・強化・受容」の体系的対応方針です。
3行解説(詳細ポイント)
1マイナスのリスク(脅威)に対する「エスカレーション・回避・転嫁・軽減・受容」と、プラスのリスク(好機)に対する「エスカレーション・活用・共有・強化・受容」の体系的対応方針です。
2原因そのものを取り除く「回避(スコープ縮小・計画変更)」、保険や外注契約で第三者へ移す「転嫁」、発生確率や影響度を下げる「軽減(PoC・プロトタイプ・複線化)」を的確に使い分けます。
3試験対策:午前IIで毎年必ず出題される超頻出項目であり、午後I・午後IIでも「なぜそのリスク対応戦略(軽減・転嫁・回避等)を選んだのか」を論述する骨格となります。
きたいきんがくかちとでしじょんつりー品質・リスク午前II午後I記述午後II小論文★★★
期待金額価値(EMV)とデシジョンツリー分析
Expected Monetary Value (EMV) & Decision Tree Analysis1行解説(要点)
不確実な事象の「発生確率 × 影響額(損益)」を合算して期待金額価値(EMV)を算出し、複数の意思決定分岐(デシジョンツリー)から最も合理的な選択肢を選ぶ定量的リスク分析手法です。
3行解説(詳細ポイント)
1不確実な事象の「発生確率 × 影響額(損益)」を合算して期待金額価値(EMV)を算出し、複数の意思決定分岐(デシジョンツリー)から最も合理的な選択肢を選ぶ定量的リスク分析手法です。
2リスク中立的な前提のもとで、複数案(例:パッケージ改修案 vs スクラッチ開発案)の期待コストや必要なコンティンジェンシー予備額を客観的に算出できます。
3試験対策:午前IIの計算問題で頻出であり、午後IIのコスト・リスク論文でも対策案選定の定量的根拠として高い説得力を発揮します。
きゅーしーななつどうぐ品質・リスク午前II午後I記述午後II小論文★★★
QC7つ道具と新QC7つ道具(品質原因分析・予防)
Seven Basic Quality Tools & New Seven QC Tools1行解説(要点)
数値データを統計的に可視化する「QC7つ道具(パレート図、特性要因図、管理図、ヒストグラム、散布図、チェックシート、層別)」と、言語データを整理する「新QC7つ道具(親和図法、連関図法、系統図法、PDPC法、アローダイアグラム法、マトリクス図法、マトリクスデータ解析法)」です。
3行解説(詳細ポイント)
1数値データを統計的に可視化する「QC7つ道具(パレート図、特性要因図、管理図、ヒストグラム、散布図、チェックシート、層別)」と、言語データを整理する「新QC7つ道具(親和図法、連関図法、系統図法、PDPC法、アローダイアグラム法、マトリクス図法、マトリクスデータ解析法)」です。
2バグの重点箇所特定には「パレート図(ABC分析)」、根本原因の深掘りには「特性要因図(魚の骨)」、不測事態の進行予測には「PDPC法(過程決定計画図)」を用います。
3試験対策:午前IIで各図表の用途判別が毎年出題されるほか、午後IIの品質管理論文(平成27年問2、平成29年問2等)で品質分析の具体的手法として記述します。
ひんしつこすと品質・リスク午前II午後II小論文★★
品質コスト(COQ:適合コストと不適合コスト)
Cost of Quality (COQ)1行解説(要点)
品質を達成・維持するための総費用を、欠陥を防ぐ「適合コスト(予防コスト+評価コスト)」と、欠陥発生後の手戻りである「不適合コスト(内部失敗コスト+外部失敗コスト)」に分類する考え方です。
3行解説(詳細ポイント)
1品質を達成・維持するための総費用を、欠陥を防ぐ「適合コスト(予防コスト+評価コスト)」と、欠陥発生後の手戻りである「不適合コスト(内部失敗コスト+外部失敗コスト)」に分類する考え方です。
2上流工程での教育・標準化・設計レビュー(予防・評価コスト)への投資を増やすことで、下流工程やリリース後の障害対応費用(内部・外部失敗コスト)を何倍も大きく削減できます。
3試験対策:午前IIの品質マネジメント問題で頻出であり、午後IIでも上流品質強化のための追加レビュー工数をスポンサへ稟議する際の論理的根拠になります。
しんらいどせいちょうきょくせん品質・リスク午前II午後I記述午後II小論文★★★
信頼度成長曲線(ゴンペルツ曲線・ロジスティック曲線)と品質判定
Software Reliability Growth Model (SRGM / Gompertz Curve)1行解説(要点)
テスト消化件数(または経過時間)に対する累積バグ発見数の推移をS字曲線(ゴンペルツ曲線等)に当てはめ、潜在バグ総数の推定とテスト収束(打ち切り)判定を行う手法です。
3行解説(詳細ポイント)
1テスト消化件数(または経過時間)に対する累積バグ発見数の推移をS字曲線(ゴンペルツ曲線等)に当てはめ、潜在バグ総数の推定とテスト収束(打ち切り)判定を行う手法です。
2単に「バグ発見数が減ったから品質OK」と誤診するのを防ぐため、必ず「テスト消化率(カバレッジ)」「バグ発生密度」「試験密度」の4象限マトリクスでクロス評価します。
3試験対策:午後I・午後IIの品質管理問題で最頻出の実践ノウハウであり、「バグが少なくてもテスト密度が低いモジュールはテスト不足(潜在バグ残留)と判定して追加テストを指示した」と論述します。
でざいんれびゅーといんすぺくしょん品質・リスク午前II午後I記述午後II小論文★★
デザインレビューとインスペクション(ピアレビュー技法)
Design Review & Formal Inspection (Fagan Inspection)1行解説(要点)
成果物の欠陥を上流工程で早期摘出するため、モデレータ(司会)・作成者・インスペクタ(査読者)・記録係の役割を定め、チェックリストに基づいて実施する公式レビュー手法です。
3行解説(詳細ポイント)
1成果物の欠陥を上流工程で早期摘出するため、モデレータ(司会)・作成者・インスペクタ(査読者)・記録係の役割を定め、チェックリストに基づいて実施する公式レビュー手法です。
2ウォークスルーやパスアラウンド(回覧)よりも厳格な「インスペクション」を重要モジュールや外部インターフェース設計に適用し、レビュー指摘密度と修正確認を追跡します。
3試験対策:午前IIのソフトウェア品質問題および午後I・午後IIの上流品質作り込み(フロントローディング)施策として定番のキーワードです。
こんぽんげんいんぶんせき品質・リスク午前II午後I記述午後II小論文★★★
根本原因分析(RCA:なぜなぜ分析・エラー傾向分析)
Root Cause Analysis (RCA / 5 Whys)1行解説(要点)
発生したバグや工程遅延の表面的な事象(直接原因)だけでなく、その背後にあるプロセス・体制・ルール・教育上の「根本原因(Root Cause)」を突き止めて再発防止策を打つ分析手法です。
3行解説(詳細ポイント)
1発生したバグや工程遅延の表面的な事象(直接原因)だけでなく、その背後にあるプロセス・体制・ルール・教育上の「根本原因(Root Cause)」を突き止めて再発防止策を打つ分析手法です。
2「担当者の注意不足」で終わらせず、「なぜチェック漏れが起きたのか→なぜ仕様変更が伝達されなかったのか→変更管理ルールに何が欠けていたのか」と構造的要因まで掘り下げます。
3試験対策:令和7年午前II問3の選択肢や午後I・午後IIの品質・進捗立て直し問題において、水平展開(横展開)による類似欠陥の一掃とセットで論述します。
ふろんとろーでぃんぐとしふとれふと品質・リスク午後I記述午後II小論文★★★
フロントローディングとシフトレフト(上流品質作り込み)
Front-Loading & Shift-Left Testing1行解説(要点)
開発ライフサイクルの初期段階(要件定義・基本設計)に資源と検証活動を前倒しで集中投入し、修正コストが跳ね上がる下流工程での手戻りを抜本的に減らすアプローチです。
3行解説(詳細ポイント)
1開発ライフサイクルの初期段階(要件定義・基本設計)に資源と検証活動を前倒しで集中投入し、修正コストが跳ね上がる下流工程での手戻りを抜本的に減らすアプローチです。
2設計段階からのテスト計画策定・プロトタイプ検証・CI/CDによる静的解析や単体テスト自動化(シフトレフト)を組み合わせて品質を早期に作り込みます。
3試験対策:午後I・午後IIの品質・スケジュール管理において、短納期や高難度プロジェクトを破綻させないための最優先戦略として記述します。
もんてかるろしみゅれーしょんとかんどぶんせき品質・リスク午前II午後II小論文★★
モンテカルロ・シミュレーションと感度分析(トルネード図)
Monte Carlo Simulation & Sensitivity Analysis (Tornado Diagram)1行解説(要点)
各タスクの期間やコストの確率分布から数千回の乱数シミュレーションを行って完了日・総コストの達成確率分布を求める手法と、全体結果に最も影響を与える不確実要因をトルネード図で特定する感度分析です。
3行解説(詳細ポイント)
1各タスクの期間やコストの確率分布から数千回の乱数シミュレーションを行って完了日・総コストの達成確率分布を求める手法と、全体結果に最も影響を与える不確実要因をトルネード図で特定する感度分析です。
2単一値の見積りでは見えない「80%の確率で遵守できる完了日」や「最もスケジュール変動リスクが大きいクリティカル要因」を定量的に把握できます。
3試験対策:午前IIの定量的リスク分析問題で頻出であるほか、午後II論文で統計的根拠に基づく予備日数・予備費の設定手法として活用できます。
たっくまんもでるチーム・資源午前II午後I記述午後II小論文★★
タックマンモデル(チーム育成段階)
Tuckman Team Development Model1行解説(要点)
チームの発展段階を形成期(Forming)・混乱期(Storming)・統一期(Norming)・機能期(Performing)・解散期(Adjourning)の5段階で捉えるチームビルディング理論です。
3行解説(詳細ポイント)
1チームの発展段階を形成期(Forming)・混乱期(Storming)・統一期(Norming)・機能期(Performing)・解散期(Adjourning)の5段階で捉えるチームビルディング理論です。
2特にメンバー間の意見や流儀がぶつかる「混乱期」において、対立を臭い物に蓋をせず建設的に解消し、共通のグラウンドルールを築くことが「統一期」「機能期」への移行の鍵となります。
3試験対策:令和7年午後II問1(チームの育成計画)や令和3年午後II問1(プロジェクトチームの対立解消)に直結するPM試験の最重要理論として確実に押さえます。
さーばんどりーだーしっぷチーム・資源午前II午後I記述午後II小論文★★★
サーバントリーダーシップ(支援型リーダー)
Servant Leadership1行解説(要点)
「まず他者に奉仕し、その後に導く」という理念に基づき、メンバーの成長支援と業務上の障害(ブロッカー)除去に徹することでチームの自律的成果を最大化するリーダーシップです。
3行解説(詳細ポイント)
1「まず他者に奉仕し、その後に導く」という理念に基づき、メンバーの成長支援と業務上の障害(ブロッカー)除去に徹することでチームの自律的成果を最大化するリーダーシップです。
2PMBOK第7版およびアジャイル開発の中核思想であり、傾聴・共感・気付き・説得・権限委譲(エンパワーメント)を通じて心理的安全性の高いチームを育てます。
3試験対策:令和6年午後II問2(メンバーの状況に応じたリーダーシップの選択)や令和7年午後II問1で、指示型と支援型を使い分ける論述として極めて有効です。
えすえるりろんとじょうきょうたいおうがたりーだーしっぷチーム・資源午前II午後I記述午後II小論文★★★
SL理論(状況対応型リーダーシップ:ハーシー&ブランチャード)
Situational Leadership Theory (Hersey & Blanchard)1行解説(要点)
メンバーの成熟度(職務能力×意欲・自信)の4段階に応じて、リーダーの行動スタイルを「教示的(S1:指示)」「説得的(S2:コーチ)」「参加的(S3:支援)」「委任的(S4:委任)」へと適応させる理論です。
3行解説(詳細ポイント)
1メンバーの成熟度(職務能力×意欲・自信)の4段階に応じて、リーダーの行動スタイルを「教示的(S1:指示)」「説得的(S2:コーチ)」「参加的(S3:支援)」「委任的(S4:委任)」へと適応させる理論です。
2未経験メンバーには具体的な手順を示す「教示型(S1)」、一通りできるが自信が揺らいでいるメンバーには対話で支える「参加型(S3)」、熟練者には裁量を任せる「委任型(S4)」を選択します。
3試験対策:令和6年午後II問2(メンバーの状況に応じたリーダーシップの選択について)のテーマそのものであり、午前II・午後Iでも頻出の理論です。
こんふりくとまねじめんとチーム・資源午前II午後I記述午後II小論文★★★
コンフリクト・マネジメント(対立解消の5つのアプローチ)
Conflict Management Techniques1行解説(要点)
チーム内やステークホルダ間で生じる意見対立(コンフリクト)に対処する5つの手法:「問題解決(協調・対峙)」「妥協(折り合い)」「緩和(宥和)」「強制(押し付け)」「撤退(回避)」です。
3行解説(詳細ポイント)
1チーム内やステークホルダ間で生じる意見対立(コンフリクト)に対処する5つの手法:「問題解決(協調・対峙)」「妥協(折り合い)」「緩和(宥和)」「強制(押し付け)」「撤退(回避)」です。
2双方の要求の本質を分析してWin-Winの統合的解決策を見出す「問題解決(Collaborating / Problem Solving)」が最も持続的・建設的な解決法とされます。
3試験対策:令和3年午後II問1(プロジェクトチームの対立の解消)および午前IIで頻出であり、「妥協(双方が少しずつ譲歩し不満が残る)」ではなく「問題解決(協調)」へ導いたプロセスを論述します。
どうきづけりろんとによういんりろんチーム・資源午前II午後II小論文★★★
動機付け理論(ハーズバーグの二要因理論・マズロー・マクレガー)
Motivation Theories (Herzberg, Maslow, McGregor, Hawthorne)1行解説(要点)
職務満足につながる「動機付け要因(達成感、承認、仕事そのもの、責任、成長)」と、不満の予防に関わる「衛生要因(給与、作業環境、人間関係、会社方針)」を区別するハーズバーグの二要因理論などのモチベーション体系です。
3行解説(詳細ポイント)
1職務満足につながる「動機付け要因(達成感、承認、仕事そのもの、責任、成長)」と、不満の予防に関わる「衛生要因(給与、作業環境、人間関係、会社方針)」を区別するハーズバーグの二要因理論などのモチベーション体系です。
2また、マズローの欲求5段階説、マクレガーのX理論・Y理論、期待理論、および注目されることで生産性が上がる「ホーソン効果(令和7年午前II問5)」も合わせて理解します。
3試験対策:午前IIの人的資源マネジメントで毎年出題されるほか、午後IIのチーム育成論文でメンバーの達成感・成長実感を引き出す施策の理論的裏付けになります。
しんりてきあんぜんせいとわんおんわんチーム・資源午後I記述午後II小論文★★★
心理的安全性(Psychological Safety)と1on1ミーティング
Psychological Safety & 1-on-1 Meetings1行解説(要点)
チームの中で「ミスや課題の早期報告、素朴な質問、異論の提示をしても、誰からも非難・罰せられない」とメンバー全員が確信できている組織状態のことです。
3行解説(詳細ポイント)
1チームの中で「ミスや課題の早期報告、素朴な質問、異論の提示をしても、誰からも非難・罰せられない」とメンバー全員が確信できている組織状態のことです。
2単に仲良しでぬるい組織(コンフォートゾーン)ではなく、「高い目標基準」と「高い心理的安全性」を掛け合わせた『学習ゾーン』を作ることで、バグや遅延の隠蔽を根絶します。
3試験対策:午後I・午後IIのチームビルディングやリスク早期検知において、「悪い報告(バッドニュース・ファースト)を歓迎・称賛するチーム文化醸成」として絶大な効果があります。
けんげんいじょうとえんぱわーめんとチーム・資源午後I記述午後II小論文★★
権限委譲(デリゲーション)とエンパワーメント
Delegation & Empowerment1行解説(要点)
プロジェクトマネージャがすべての細部を抱え込んでボトルネック化するのを防ぐため、サブリーダーやチームに意思決定権限と裁量を委譲し自律性を高めるマネジメントです。
3行解説(詳細ポイント)
1プロジェクトマネージャがすべての細部を抱え込んでボトルネック化するのを防ぐため、サブリーダーやチームに意思決定権限と裁量を委譲し自律性を高めるマネジメントです。
2丸投げ(放置)にならないよう、「委譲する権限の範囲(予算・工数・仕様調整の閾値)」「報告タイミング」「エスカレーション基準」を明確に定義して委譲します。
3試験対策:午後I・午後IIでPM自身の負荷集中や意思決定遅延を解消し、同時にサブリーダー・次世代リーダーを育成する施策として高く評価されます。
ころけーしょんとかそうちーむかんりチーム・資源午前II午後I記述午後II小論文★★
コロケーション(同室配置)と仮想チーム(リモート協業)管理
Colocation & Virtual Team Management1行解説(要点)
メンバーを同一フロアに集めて対面コミュニケーションを活性化するコロケーションと、地理的に分散・在宅勤務するメンバーをオンラインツールで統合する仮想チーム(バーチャルチーム)のマネジメントです。
3行解説(詳細ポイント)
1メンバーを同一フロアに集めて対面コミュニケーションを活性化するコロケーションと、地理的に分散・在宅勤務するメンバーをオンラインツールで統合する仮想チーム(バーチャルチーム)のマネジメントです。
2仮想チームでは非言語情報の欠如や孤独感・認識齟齬が生じやすいため、常時接続のチャット/音声ルーム、画面共有ペア作業、明文化されたドキュメント規約で補完します。
3試験対策:近年の午後I・午後IIで頻出の「リモートワーク・多拠点分散開発におけるチーム一体感の維持と生産性向上」を論述する際の核心キーワードです。
すきるまとりくすとおんぼーでぃんぐチーム・資源午後I記述午後II小論文★★★
スキルマトリクスとオンボーディング(途中参画者立ち上げ)計画
Skill Matrix & Onboarding Plan1行解説(要点)
各メンバーの業務知識・技術スキル・習熟度を一覧化したスキルマトリクスと、プロジェクト開始時や要員追加・交代時に新規参画者を早期戦力化するオンボーディング仕組みです。
3行解説(詳細ポイント)
1各メンバーの業務知識・技術スキル・習熟度を一覧化したスキルマトリクスと、プロジェクト開始時や要員追加・交代時に新規参画者を早期戦力化するオンボーディング仕組みです。
2急なメンバー交代や増員時に既存エースの教育負荷で現場が麻痺しないよう、環境構築手順書・アーキテクチャ概要動画・メンター制度・段階的タスク割当を整備します。
3試験対策:令和7年午後II問1(プロジェクト開始直前の急なメンバー交代への対応)や午後Iの要員交代・増員問題でそのまま使える実践的対策です。
たいけいてきとれーにんぐけいかくとぺあぷろぐらみんぐチーム・資源午前II午後I記述午後II小論文★★
体系的トレーニング計画とOJT/Off-JT・ペアプログラミング
Training Plan, OJT & Pair Programming1行解説(要点)
新技術(クラウド、生成AI、新言語)や業務知識の不足を補うため、事前研修(Off-JT)、実務を通じた指導(OJT)、ペアプログラミングやモブワークを計画的に組み込む育成施策です。
3行解説(詳細ポイント)
1新技術(クラウド、生成AI、新言語)や業務知識の不足を補うため、事前研修(Off-JT)、実務を通じた指導(OJT)、ペアプログラミングやモブワークを計画的に組み込む育成施策です。
2単に「勉強させた」ではなく、学習曲線(ラーニングカーブ)を見込んだ初期イテレーションの工数係数設定と、有識者によるコードレビュー・振り返りをセットで計画します。
3試験対策:午後I・午後IIで「新技術未経験のメンバーが多いチームでどうやって品質と生産性を確保したか」を問われた際の模範解答となります。
らしーまとりくすステークホルダ午前II午後I記述午後II小論文★★★
RACIマトリクス(責任分担マトリクス)
RACI Matrix (RAM)1行解説(要点)
各作業や意思決定に対するステークホルダの関与度合いを「実行責任(R:Responsible)」「説明責任(A:Accountable)」「助言・協議先(C:Consulted)」「報告先(I:Informed)」の4役割で定義する表です。
3行解説(詳細ポイント)
1各作業や意思決定に対するステークホルダの関与度合いを「実行責任(R:Responsible)」「説明責任(A:Accountable)」「助言・協議先(C:Consulted)」「報告先(I:Informed)」の4役割で定義する表です。
2最終的な結果責任・承認権限を持つ「説明責任者(A)」を各タスクにつき必ず1名のみに定めることで、部門間やベンダー間の責任の空白・押し付け合いを根絶します。
3試験対策:午前IIで4役割の定義や「Aは1タスクにつき1名」の原則が毎年のように出題されるほか、午後I・午後IIのマルチベンダー管理や利用部門巻き込みで役割分担を明確化する最強のツールです。
すてーくほるだえんげーじめんとひょうかまとりくすステークホルダ午前II午後I記述午後II小論文★★★
ステークホルダ・エンゲージメント評価マトリクス
Stakeholder Engagement Assessment Matrix1行解説(要点)
各ステークホルダの現在の関与度(C:Current)とプロジェクト成功に必要な望ましい関与度(D:Desired)を「不知・抵抗・中立・支持・主導」の5段階で比較・可視化する表です。
3行解説(詳細ポイント)
1各ステークホルダの現在の関与度(C:Current)とプロジェクト成功に必要な望ましい関与度(D:Desired)を「不知・抵抗・中立・支持・主導」の5段階で比較・可視化する表です。
2現在「抵抗(Resistant)」や「中立(Neutral)」にある重要人物を「支持(Supportive)」へ引き上げるため、懸念の個別ヒアリングやメリット提示などの働きかけを計画します。
3試験対策:令和4年午後II問2(ステークホルダとのコミュニケーション)や令和7年午後I問1(生成AI導入に懐疑的な役員への対応)でそのまま問われる中核概念です。
けんりょくかんしんぐりっどステークホルダ午前II午後I記述午後II小論文★★★
権力・関心グリッド(ステークホルダ分析マトリクス)
Power / Interest Grid & Salience Model1行解説(要点)
ステークホルダを「権限・影響力の大きさ(Power)」と「プロジェクトへの関心度(Interest)」の2軸4象限に分類し、関与戦略(重点管理・満足維持・情報提供・監視)を決定する手法です。
3行解説(詳細ポイント)
1ステークホルダを「権限・影響力の大きさ(Power)」と「プロジェクトへの関心度(Interest)」の2軸4象限に分類し、関与戦略(重点管理・満足維持・情報提供・監視)を決定する手法です。
2また、権力(Power)・正当性(Legitimacy)・緊急性(Urgency)の3つの輪の重なりで優先度を判定する「セイリエンスモデル(顕著性モデル)」も併用されます。
3試験対策:午前IIの頻出知識であり、午後IIの設問ア・イで「多数の関係部門の中からなぜ特定のステークホルダを重点調整対象として位置づけたか」の根拠になります。
こみゅにけーしょんまねじめんとけいかくステークホルダ午前II午後I記述午後II小論文★★★
コミュニケーション・マネジメント計画とチャネル数計算
Communications Management Plan & Channels Formula1行解説(要点)
「誰に・何を・いつ・どの頻度で・どの手段(会議/メール/ダッシュボード)で・誰が伝えるか」を定めた計画書と、n人の関係者間の潜在的経路数 n(n-1)/2 の公式です。
3行解説(詳細ポイント)
1「誰に・何を・いつ・どの頻度で・どの手段(会議/メール/ダッシュボード)で・誰が伝えるか」を定めた計画書と、n人の関係者間の潜在的経路数 n(n-1)/2 の公式です。
2情報を求めている人に能動的に届ける「プッシュ型」、ポータル等に置いて随時参照させる「プル型」、認識合わせや合意形成を行う「双方向型(インタラクティブ)」を目的に応じて使い分けます。
3試験対策:平成30年午前II問24等のチャネル数計算(例:10人なら45経路、12人なら66経路)で頻出であり、午後IIでも情報伝達漏れを防ぐ会議体再編の論述に使えます。
きのうようけんのゆうせんじゅんいづけとりがいちょうせいステークホルダ午後I記述午後II小論文★★★
機能要件の優先順位付け(MoSCoW分析)と部門間利害調整
Requirements Prioritization (MoSCoW) & Cross-Department Coordination1行解説(要点)
複数の利用部門から相反する要求や予算・納期を超える要望が出された際、Must(必須)・Should(重要)・Could(あれば良い)・Won't(今回は対象外)に分類して合意形成する手法です。
3行解説(詳細ポイント)
1複数の利用部門から相反する要求や予算・納期を超える要望が出された際、Must(必須)・Should(重要)・Could(あれば良い)・Won't(今回は対象外)に分類して合意形成する手法です。
2プロジェクト目標(ROIや業務KPIへの貢献度)という共通の物差し(評価軸)を提示することで、声の大きさではなく客観的価値に基づいた合意を引き出します。
3試験対策:平成30年午後II問1(機能要件に関する関係者との連携)や午後Iの要件調整問題において、部門間の対立を乗り越える具体的プロセスとして論述します。
すてありんぐこみってぃとえすかれーしょんステークホルダ午前II午後I記述午後II小論文★★
ステアリングコミッティ(運営委員会)とエスカレーション設計
Steering Committee & Escalation Protocol1行解説(要点)
プロジェクトスポンサや関係部門役員で構成され、PMの権限を超える重要事項(予算増額、納期変更、部門間の重大な利害対立)の裁定を下す上位意思決定機関です。
3行解説(詳細ポイント)
1プロジェクトスポンサや関係部門役員で構成され、PMの権限を超える重要事項(予算増額、納期変更、部門間の重大な利害対立)の裁定を下す上位意思決定機関です。
2単に「困ったから上に相談した」ではなく、PMが複数の代替案(各案のQCDメリット・デメリットとPM推奨案)を整理した上で運営委員会へ付議し、迅速な経営判断を仰ぎます。
3試験対策:午後I・午後IIで部門間の壁や大規模な計画変更を扱う際、「PMとしてどこまで自力で調整し、どの基準で運営委員会へエスカレーションしたか」が採点の分水嶺になります。
りようぶもんのまきこみとうけいれしえんステークホルダ午後I記述午後II小論文★★★
利用部門(ユーザー部門)の主体的巻き込みと受入テスト支援
User Involvement & UAT Facilitation1行解説(要点)
「システム開発はIT部門やベンダーの仕事」と受け身になりがちな利用部門に対し、要件定義・画面確認・業務マニュアル作成・受入テスト(UAT)への主体的参画を促すマネジメントです。
3行解説(詳細ポイント)
1「システム開発はIT部門やベンダーの仕事」と受け身になりがちな利用部門に対し、要件定義・画面確認・業務マニュアル作成・受入テスト(UAT)への主体的参画を促すマネジメントです。
2利用部門の多忙によるレビュー遅延や受入テスト形骸化を防ぐため、時期別の必要工数の事前提示、業務シナリオ作成支援、キーユーザーの専任化を働きかけます。
3試験対策:午後Iで毎年のように出題される「利用部門の作業遅れ・協力不足によるプロジェクト遅延リスク」に対する王道の解決策です。
まるちべんだーたいせいのちょうせいステークホルダ午後I記述午後II小論文★★★
マルチベンダー体制のインターフェース調整と連絡会運営
Multi-Vendor Coordination & Interface Control1行解説(要点)
複数の開発ベンダーやインフラ・パッケージ事業者が参画するプロジェクトにおいて、ベンダー間の境界仕様(API、ファイル連携、移行手順、障害切り分け)の齟齬を防ぐ統合調整です。
3行解説(詳細ポイント)
1複数の開発ベンダーやインフラ・パッケージ事業者が参画するプロジェクトにおいて、ベンダー間の境界仕様(API、ファイル連携、移行手順、障害切り分け)の齟齬を防ぐ統合調整です。
2各社個別の進捗報告だけでなく、ベンダー間の依存関係(受け渡し成果物と期日)を管理する「インターフェース調整会議」と共通課題管理表を設けてPMが主導します。
3試験対策:午後I・午後IIの複雑な大規模案件において、ベンダー間の「言った・言わない」や「相手側の仕様待ちによる手待ち」を防ぐ実践的施策として不可欠です。
きたいちまねじめんととみえるかステークホルダ午後I記述午後II小論文★★
期待値マネジメントとプロジェクト状況の透明化(見える化)
Expectation Management & Radical Transparency1行解説(要点)
顧客や経営層が抱く「暗黙の期待(言わなくても当然やってくれるだろうという思い込み)」と、実際のプロジェクトスコープ・品質・進捗とのギャップを継続的に埋める活動です。
3行解説(詳細ポイント)
1顧客や経営層が抱く「暗黙の期待(言わなくても当然やってくれるだろうという思い込み)」と、実際のプロジェクトスコープ・品質・進捗とのギャップを継続的に埋める活動です。
2信号機表示(Red/Yellow/Green)のサマリレポートと実動デモにより、出来ること・出来ないこと・現在のリスクを隠さず透明性高く共有して信頼関係を維持します。
3試験対策:平成29年午後II問1(信頼関係の構築・維持)において、トラブル発生時こそ迅速・誠実に事実と対策案を開示して信頼を深める論述として活用できます。
そしきへんかくまねじめんととていちゃくかしえんステークホルダ午後I記述午後II小論文★★
組織変革マネジメント(チェンジマネジメント)と現場定着化支援
Organizational Change Management (OCM) & Adoption1行解説(要点)
新システムを作って終わりにするのではなく、現場利用者が従来のやり方への執着を手放し、新しい業務プロセスとシステムを円滑に使いこなせるよう意識と行動を変革するマネジメントです。
3行解説(詳細ポイント)
1新システムを作って終わりにするのではなく、現場利用者が従来のやり方への執着を手放し、新しい業務プロセスとシステムを円滑に使いこなせるよう意識と行動を変革するマネジメントです。
2導入目的の丁寧な説明、現場キーマンを巻き込んだパイロット導入、操作研修・ヘルプデスクの整備、および利用状況モニタリングによるフォローアップを行います。
3試験対策:令和7年午後I問1(生成AI導入に対するベテラン講師の「これまでのやり方に固執する」リスクへの対応)など、DX・新システム導入問題で極めて重要です。
ばーんだうんちゃーとアジャイル・調達午前II午後I記述午後II小論文★★★
バーンダウンチャート(残作業推移図)
Burndown Chart1行解説(要点)
横軸に時間(スプリント内の日数やイテレーション)、縦軸に残作業量(ストーリーポイントや理想時間)を取り、残作業の消化推移を計画理想線と対比して可視化するグラフです。
3行解説(詳細ポイント)
1横軸に時間(スプリント内の日数やイテレーション)、縦軸に残作業量(ストーリーポイントや理想時間)を取り、残作業の消化推移を計画理想線と対比して可視化するグラフです。
2また、完了した作業量の積み上がりと全体スコープの増減を2本の線で同時に表現できる「バーンアップチャート」もスコープ変更の可視化に有効です。
3試験対策:午前II・午後I・午後IIのアジャイル開発問題で必出の進捗管理ツールであり、ベロシティ計測とスプリント内でのスコープ調整の根拠として記述します。
すくらむのやくわりといべんとアジャイル・調達午前II午後I記述午後II小論文★★★
スクラムの3つの役割・5つのイベント・3つの作成物
Scrum Framework (Roles, Events, Artifacts)1行解説(要点)
プロダクトオーナー(価値最大化・優先順位決定)、スクラムマスター(プロセス支援・障害除去)、開発者(インクリメント作成)の3役割と、スプリント・計画・デイリー・レビュー・レトロスペクティブの5イベントからなるアジャイル枠組みです。
3行解説(詳細ポイント)
1プロダクトオーナー(価値最大化・優先順位決定)、スクラムマスター(プロセス支援・障害除去)、開発者(インクリメント作成)の3役割と、スプリント・計画・デイリー・レビュー・レトロスペクティブの5イベントからなるアジャイル枠組みです。
2プロダクトバックログ、スプリントバックログ、および「完成の定義(Definition of Done:DoD)」を満たしたインクリメントの3作成物によって透明性と適応を担保します。
3試験対策:午前IIの知識問題で役割の混同(例:POとSMの責務の違い)が問われるほか、午後Iのアジャイル開発事例(令和6年・令和5年等)の読解基盤となります。
はいぶりっどかいはつのとうごうかんりアジャイル・調達午前II午後I記述午後II小論文★★★
ハイブリッド開発(ウォーターフォール+アジャイル)の統合管理
Hybrid Project Management (Predictive + Adaptive)1行解説(要点)
要件が安定した基幹連携・インフラ基盤には予測型(ウォーターフォール)を適用し、UI/UXやAI活用など不確実性が高く試行錯誤が必要な領域には適応型(アジャイル)を組み合わせて推進する手法です。
3行解説(詳細ポイント)
1要件が安定した基幹連携・インフラ基盤には予測型(ウォーターフォール)を適用し、UI/UXやAI活用など不確実性が高く試行錯誤が必要な領域には適応型(アジャイル)を組み合わせて推進する手法です。
2予測型チームとアジャイルチームの「インターフェース仕様確定時期のズレ」や「進捗報告指標の違い(WBS進捗率 vs ベロシティ)」を架橋するマイルストーン同期設計がPMの腕の見せ所です。
3試験対策:近年の午後I・午後IIで急増している出題パターンであり、両手法の境界部分のリスク管理と計画テーラリングとして論述すると高評価を得られます。
うけおいけいやくとじゅんいにんけいやくアジャイル・調達午前II午後I記述午後II小論文★★★
請負契約と準委任契約(履行割合型・成果完成型)およびFP/T&M契約
Contract Types (Fixed-Price, Time & Materials, Quasi-Mandate)1行解説(要点)
仕事の完成に対して報酬を支払う「請負契約」と、業務の遂行自体(善管注意義務)を目的とする「準委任契約(民法改正による履行割合型と成果完成型)」の法的・実務的区分です。
3行解説(詳細ポイント)
1仕事の完成に対して報酬を支払う「請負契約」と、業務の遂行自体(善管注意義務)を目的とする「準委任契約(民法改正による履行割合型と成果完成型)」の法的・実務的区分です。
2また、国際標準のPMBOKでは固定価格契約(FP:FFP/FPIF/FP-EPA)、実費償還契約(CR:CPFF/CPIF/CPAF)、タイム・アンド・マテリアル契約(T&M)のコストリスク配分を理解します。
3試験対策:午前IIの調達マネジメント・法務問題で毎年出題され、午後I・午後IIでも「要件不確定な上流・PoCは準委任、要件確定後の開発は請負」という多段階契約の設計として重要です。
あーるえふぴーとべんだーせんていきじゅんアジャイル・調達午前II午後I記述午後II小論文★★★
RFP(提案依頼書)とプロポーザル評価・ベンダー選定基準
Request for Proposal (RFP) & Source Selection Criteria1行解説(要点)
調達先候補のベンダーに対してシステム化の目的、機能・非機能要件、調達条件、提案書記載事項を明示するRFP(提案依頼書)と、重み付け評価表による客観的な選定プロセスです。
3行解説(詳細ポイント)
1調達先候補のベンダーに対してシステム化の目的、機能・非機能要件、調達条件、提案書記載事項を明示するRFP(提案依頼書)と、重み付け評価表による客観的な選定プロセスです。
2単なる見積価格の安さだけで選ぶと「要件理解不足による極端な低価格入札(ダンピング)」からプロジェクト炎上を招くため、技術力・体制・類似実績・PMの力量を総合評価します。
3試験対策:令和2年午後II問1(外部の技術サービスを利用したシステム開発プロジェクト)や午後Iの調達問題において、ベンダー選定時のリスク評価として論述します。
いこーるぱーとなーしっぷとがいぶいたくかんりアジャイル・調達午後I記述午後II小論文★★★
イコールパートナーシップと外部委託(サプライヤ)管理
Equal Partnership & Supplier Management1行解説(要点)
発注者と受注者(ベンダー・サプライヤ)を単なる上下関係ではなく、共通のプロジェクト目標を達成する対等なパートナーとして位置づけ、相互の役割分担と情報共有を徹底する関係構築です。
3行解説(詳細ポイント)
1発注者と受注者(ベンダー・サプライヤ)を単なる上下関係ではなく、共通のプロジェクト目標を達成する対等なパートナーとして位置づけ、相互の役割分担と情報共有を徹底する関係構築です。
2ベンダー任せ(丸投げ)にせず、発注者側PMが業務要件の決定や社内調整の責任を果たし、ベンダー側の課題や進捗リスクを早期に言い出せる協調体制を作ります。
3試験対策:平成27年午後II問1(サプライヤの管理)や令和2年午後II問1において、「ベンダーのブラックボックス化を防ぎ、共同で品質・進捗を管理した工夫」として必須の視点です。
したうけほうとちょうたつほうれいじゅんしゅアジャイル・調達午前II午後I記述★★
下請法(下請代金支払遅延等防止法)とIT調達の法令遵守
Subcontract Act Compliance in IT Procurement1行解説(要点)
資本金区分に基づき親事業者から下請事業者への情報成果物作成委託等において、親事業者の4つの義務(書面交付、支払期日設定、書類保存、遅延利息支払)と11の禁止事項(買いたたき、不当な給付内容変更・やり直し等)を定める法律です。
3行解説(詳細ポイント)
1資本金区分に基づき親事業者から下請事業者への情報成果物作成委託等において、親事業者の4つの義務(書面交付、支払期日設定、書類保存、遅延利息支払)と11の禁止事項(買いたたき、不当な給付内容変更・やり直し等)を定める法律です。
2発注書面(3条書面)の未交付での作業着手指示や、発注者側の都合による仕様変更・無償やり直し強要は下請法違反となるため、正式な変更契約手続が必須です。
3試験対策:午前IIの法務問題で頻繁に出題される定番テーマであり、午後試験でも追加作業発生時の適切な契約変更・費用精算の前提知識となります。
すとーりーぽいんととべろしてぃアジャイル・調達午前II午後I記述午後II小論文★★★
ストーリーポイントとベロシティ(相対見積りと生産性予測)
Story Points, Planning Poker & Velocity1行解説(要点)
アジャイル開発において、プロダクトバックログ項目の規模・複雑さ・不確実性をフィボナッチ数列(1, 2, 3, 5, 8, 13...)の相対値で見積もるストーリーポイントと、1スプリントで完了できる合計ポイント(ベロシティ)です。
3行解説(詳細ポイント)
1アジャイル開発において、プロダクトバックログ項目の規模・複雑さ・不確実性をフィボナッチ数列(1, 2, 3, 5, 8, 13...)の相対値で見積もるストーリーポイントと、1スプリントで完了できる合計ポイント(ベロシティ)です。
2プランニングポーカーで開発者全員が見積り根拠を議論することで仕様理解を深め、過去数スプリントの平均ベロシティからリリース完了時期を客観的に予測します。
3試験対策:午前II・午後I・午後IIのアジャイル問題において、「人日(絶対時間)見積りではなくストーリーポイントとベロシティで計画精度を高めた工夫」として論述できます。
すぷりんとれとろすぺくてぃぶとけーぴーてぃーアジャイル・調達午前II午後I記述午後II小論文★★
スプリントレトロスペクティブ(ふりかえり)とKPT/YWT
Sprint Retrospective & Continuous Improvement (KPT)1行解説(要点)
各スプリントの最後にチーム全員で「仕事の進め方・人間関係・プロセス・ツール」をふりかえり、次のスプリントで実践する具体的な改善アクション(Try)を決定するイベントです。
3行解説(詳細ポイント)
1各スプリントの最後にチーム全員で「仕事の進め方・人間関係・プロセス・ツール」をふりかえり、次のスプリントで実践する具体的な改善アクション(Try)を決定するイベントです。
2Keep(継続したい良いこと)・Problem(課題)・Try(次への挑戦)のKPT法などを活用し、個人の責任追及(犯人探し)ではなく仕組みとプロセスの継続的改善(カイゼン)を行います。
3試験対策:午後I・午後IIでチームの生産性向上や品質改善のPDCAループを回す具体的プラクティスとして非常に使いやすいキーワードです。
ぴーえむおーとぽーとふぉりおかんりアジャイル・調達午前II午後I記述午後II小論文★★
PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)とEPMO支援・標準化
Project Management Office (PMO) & Portfolio Management1行解説(要点)
組織内の複数プロジェクトに対してマネジメント標準の提供、教育・コーチング(支援型)、規定遵守の監査(統制型)、またはPM直接派遣(指揮型)を行う専門組織です。
3行解説(詳細ポイント)
1組織内の複数プロジェクトに対してマネジメント標準の提供、教育・コーチング(支援型)、規定遵守の監査(統制型)、またはPM直接派遣(指揮型)を行う専門組織です。
2個別プロジェクトのPMがPMOの知見・品質監査・要員融通機能を積極的に活用することで、単独プロジェクトでは解決困難な資源不足や品質リスクを打開できます。
3試験対策:午前IIでPMOの3類型(支援型・統制型・指揮型)が問われるほか、午後I・午後II(令和5年午後II問2等)で組織全体のPM能力向上を論述する際に核となります。