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スケジュール・EVM・コスト管理 重要度:★★★出題: AM2・PM1

プレシデンスダイアグラム法(PDM)とリード・ラグ

ぷれしでんすだいあぐらむほう / Precedence Diagramming Method (PDM)
ノード(箱)にアクティビティを配置し、4種類の論理的依存関係(FS:終了-開始、SS:開始-開始、FF:終了-終了、SF:開始-終了)とリード(前倒し)・ラグ(待ち時間)で結ぶネットワーク図法です。

3行速習ポイント

  • ノード(箱)にアクティビティを配置し、4種類の論理的依存関係(FS:終了-開始、SS:開始-開始、FF:終了-終了、SF:開始-終了)とリード(前倒し)・ラグ(待ち時間)で結ぶネットワーク図法です。
  • 例えば「設計開始の3日後にコードレビュー準備を開始する(SS+ラグ3日)」や「設計完了の2日前から結合テスト環境構築を開始する(FS+リード2日)」を精密に表現できます。
  • 試験対策:令和7年午前II問6など、午前IIの所要日数計算問題で毎年必ず1〜2問出題されるため、FS/SS/FFとリード・ラグの計算手順を確実にマスターします。

図解

図PDM(プレシデンスダイアグラム法)の4大依存関係とリード・ラグ構成要素・基本原則
アクティビティ間の論理的順序と時間オフセットの定義体系
🏛 PDM(プレシデンスダイアグラム法)の4大依存関係とリード・ラグ(中核を構成する 4 つの柱)
基本直列関係
FS(Finish-to-Start:終了-開始)
先行作業が完了してから後続作業を開始する基本関係
最も標準的な依存関係(例:詳細設計が完了してからプログラム製造を開始する)。
並行連動関係
SS(Start-to-Start)・FF(Finish-to-Finish)
開始時点または終了時点を連動させる並行作業関係
SSは先行開始に連動して後続を開始(例:コーディング開始後に単体テスト準備開始)、FFは先行終了に連動して後続を完了させる関係。
期間短縮(前倒し)
リード(Lead:先行重複・前倒し時間)
先行作業の完了を待たずに一定期間前倒しで後続を開始
FS関係に対してマイナス値(例:FS-3日)として設定し、設計完了の3日前から環境構築を開始するようなファストトラッキングを表現する。
待機期間(オフセット)
ラグ(Lag:待機・インターバル時間)
先行作業のイベント後に必要な待ち時間を挿入
SS+5日(開始5日後に後続開始)やFS+2日(申請から承認まで2日待機)など、リソース消費を伴わない必須の経過時間を表現する。
💡 午前IIの計算問題では「SS関係+ラグd日(先行開始からd日後に後続開始)」と「FF関係+ラグd日(先行終了からd日後に後続終了)」の両制約から後続作業の最早開始日を求める問題が定番です。

概要と本質

ノード(箱)にアクティビティを配置し、4種類の論理的依存関係(FS:終了-開始、SS:開始-開始、FF:終了-終了、SF:開始-終了)とリード(前倒し)・ラグ(待ち時間)で結ぶネットワーク図法です。例えば「設計開始の3日後にコードレビュー準備を開始する(SS+ラグ3日)」や「設計完了の2日前から結合テスト環境構築を開始する(FS+リード2日)」を精密に表現できます。

重要ポイント・コア概念

  • アクティビティをノード(箱)で表すAON(Activity on Node)形式であり、FS(終了-開始)・SS(開始-開始)・FF(終了-終了)・SF(開始-終了)の4種の論理関係を表現
  • 先行作業の完了前に後続作業を前倒し着手する『リード(負のオフセット)』と、先行作業後に一定の待機時間を設ける『ラグ(正のオフセット)』を精緻に設定
  • 定量的効果例:全120アクティビティの依存関係をPDM(SSおよびFF関係を含む)で精緻にモデル化し、隠れた並行作業機会を発掘して計画工期を10営業日短縮

午後I記述・午後II小論文試験での攻略ポイント

令和7年午前II問6など、午前IIの所要日数計算問題で毎年必ず1〜2問出題されるため、FS/SS/FFとリード・ラグの計算は確実にマスターします。

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