アジャイル開発・調達・契約管理 重要度:★★★出題: AM2・PM1・PM2
ストーリーポイントとベロシティ(相対見積りと生産性予測)
すとーりーぽいんととべろしてぃ / Story Points, Planning Poker & Velocity
アジャイル開発において、プロダクトバックログ項目の規模・複雑さ・不確実性をフィボナッチ数列(1, 2, 3, 5, 8, 13...)の相対値で見積もるストーリーポイントと、1スプリントで完了できる合計ポイント(ベロシティ)です。
3行速習ポイント
- アジャイル開発において、プロダクトバックログ項目の規模・複雑さ・不確実性をフィボナッチ数列(1, 2, 3, 5, 8, 13...)の相対値で見積もるストーリーポイントと、1スプリントで完了できる合計ポイント(ベロシティ)です。
- プランニングポーカーで開発者全員が見積り根拠を議論することで仕様理解を深め、過去数スプリントの平均ベロシティからリリース完了時期を客観的に予測します。
- 試験対策:午前II・午後I・午後IIのアジャイル問題において、「人日(絶対時間)見積りではなくストーリーポイントとベロシティで計画精度を高めた工夫」として論述できます。
図解
図ストーリーポイント相対見積りとベロシティによるリリース予測フロープロセス・手順フロー
プランニングポーカーでの合意形成から実績ベロシティに基づく計画適応まで▶ 進行順序:1. Step 1: 相対規模基準➔2. Step 2: 仕様理解と合意➔3. Step 3: 実績生産性計測➔4. Step 4: リリース予測
1基準ストーリー設定と相対サイズ評価
Step 1: 相対規模基準規模・複雑さ・リスクをフィボナッチ数(1,2,3,5,8,13)で比較
チーム全員が理解している既知の小規模ストーリーを「基準(例:2pt)」と定め、他のバックログ項目が何倍の難しさ・規模かを相対的に評価します。
2プランニングポーカーによる合意形成
Step 2: 仕様理解と合意開発者全員の一斉カード提示と最大・最小根拠の議論
先入観(アンカリング効果)を防ぐため全員同時に見積り札を出し、差が開いた場合は前提条件や設計の考慮漏れを議論して仕様理解を揃えます。
3実績ベロシティの計測(DoD達成のみ計上)
Step 3: 実績生産性計測1スプリントで完了したストーリーポイントの合計値
スプリント終了時点で『完成の定義(DoD)』を100%満たした項目のみをベロシティに加算し、未完了(仕掛中)の項目は0ptとして次へ持ち越します。
4残ポイント ÷ 平均ベロシティによる完了予測
Step 4: リリース予測実績ペースに基づく必要スプリント数とスコープの現実的調整
例えば残バックログが120ptで直近3スプリントの平均ベロシティが30ptなら「残り4スプリント」と客観予測し、リリース日や優先順位をPOと調整します。
💡 プランニングポーカーで「見積り札が大きく割れたとき」こそ、仕様解釈のズレや隠れた技術リスクが発見される最も価値ある瞬間である
概要と本質
アジャイル開発において、プロダクトバックログ項目の規模・複雑さ・不確実性をフィボナッチ数列(1, 2, 3, 5, 8, 13...)の相対値で見積もるストーリーポイントと、1スプリントで完了できる合計ポイント(ベロシティ)です。プランニングポーカーで開発者全員が見積り根拠を議論することで仕様理解を深め、過去数スプリントの平均ベロシティからリリース完了時期を客観的に予測します。
重要ポイント・コア概念
- プロダクトバックログ項目の『作業規模・複雑性・不確実性』を基準ストーリーに対する相対値(フィボナッチ数列等)で評価するストーリーポイントとプランニングポーカー
- 1スプリントあたりに『完成の定義(DoD)』を満たして完了したポイント合計(ベロシティ)の実績計測と、移動平均を用いたリリース完了時期の客観予測
- 定量的効果例:プランニングポーカーによる相対見積りと3スプリントの移動平均ベロシティ計測を導入し、リリース計画の予測誤差を±20%から±5%へ改善
午後I記述・午後II小論文試験での攻略ポイント
午前II・午後I・午後IIのアジャイル問題において、「人日(絶対時間)見積りではなくストーリーポイントとベロシティで計画精度を高めた工夫」として論述できます。
小論文で使える実践フレーズ・キーワード(クリックでコピー)
関連する重要用語
この用語が出題された過去問を解く(1分演習)
即時アウトプットで定着プロジェクトマネージャ 過去問演習で実践力を鍛える
