アジャイル開発・調達・契約管理 重要度:★★出題: AM2・PM1・PM2
スプリントレトロスペクティブ(ふりかえり)とKPT/YWT
すぷりんとれとろすぺくてぃぶとけーぴーてぃー / Sprint Retrospective & Continuous Improvement (KPT)
各スプリントの最後にチーム全員で「仕事の進め方・人間関係・プロセス・ツール」をふりかえり、次のスプリントで実践する具体的な改善アクション(Try)を決定するイベントです。
3行速習ポイント
- 各スプリントの最後にチーム全員で「仕事の進め方・人間関係・プロセス・ツール」をふりかえり、次のスプリントで実践する具体的な改善アクション(Try)を決定するイベントです。
- Keep(継続したい良いこと)・Problem(課題)・Try(次への挑戦)のKPT法などを活用し、個人の責任追及(犯人探し)ではなく仕組みとプロセスの継続的改善(カイゼン)を行います。
- 試験対策:午後I・午後IIでチームの生産性向上や品質改善のPDCAループを回す具体的プラクティスとして非常に使いやすいキーワードです。
図解
図KPT法を用いたスプリントレトロスペクティブの改善サイクル循環・改善サイクル
良かった実践の維持(Keep)・課題抽出(Problem)から次スプリントでの挑戦(Try)へ🔄 継続的フィードバック&改善サイクル(Phase進行 ➔ 次サイクルへ還流)
1K:Keep(継続したい良い実践)
Keep / 強みの定着➔ Step 2
今スプリントで成果につながった工夫・チームの強み
「ペアプロでバグが減った」「POとの朝会確認で仕様待ちがなくなった」など、うまく機能したプラクティスを言語化してチームの標準行動として維持します。
2P:Problem(発生した課題・阻害要因)
Problem / 課題の直視➔ Step 3
進捗や品質を妨げたプロセス・ツール・連携上の問題
個人攻撃を避け、「レビュー待ちが2日滞留した」「テスト環境が競合した」など仕組み上の課題を付箋等で洗い出し、重要度の高い問題に絞り込みます。
3T:Try(次スプリントで試す改善策)
Try / 具体的実験➔ Step 4
検証可能な具体的アクションへの落とし込み
「心がける・注意する」といった精神論ではなく、「毎日14時に30分のコードレビュー枠を設ける」など行動レベルで測定可能な改善策を1〜2件決定します。
4次スプリントバックログへの組み込み
Action / バックログ化↩ Step 1へ
改善Tryを通常タスクと同等に計画・実行・効果検証
決定した最優先のTryを次スプリントのスプリントバックログまたは完成の定義(DoD)へ正式に組み込み、やりっぱなしを防いで確実に実行します。
💡 午前IIでは「プロダクト(成果物)の検査=スプリントレビュー」「開発プロセスとチームの検査=スプリントレトロスペクティブ」の対比が頻出
概要と本質
各スプリントの最後にチーム全員で「仕事の進め方・人間関係・プロセス・ツール」をふりかえり、次のスプリントで実践する具体的な改善アクション(Try)を決定するイベントです。Keep(継続したい良いこと)・Problem(課題)・Try(次への挑戦)のKPT法などを活用し、個人の責任追及(犯人探し)ではなく仕組みとプロセスの継続的改善(カイゼン)を行います。
重要ポイント・コア概念
- 成果物を検査する『スプリントレビュー』とは明確に区別し、チームの仕事の進め方・人間関係・プロセス・ツールを検査・改善するスプリント最終イベント
- KPT法(Keep/Problem/Try)やYWT法を用いた建設的な対話と、決定した改善アクション(Try)を次スプリントバックログへ具体的に組み込む実行担保
- 定量的効果例:毎スプリント末のKPTレトロスペクティブで抽出された上位1件の改善Tryを次スプリントのタスクに必ず組み込み、3ヶ月でテスト自動化率を30%から85%へ向上
午後I記述・午後II小論文試験での攻略ポイント
午後I・午後IIでチームの生産性向上や品質改善のPDCAループを回す具体的プラクティスとして非常に使いやすいキーワードです。
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