品質管理・リスクマネジメント 重要度:★★★出題: AM2・PM1・PM2
リスク登録簿(リスクレジスタ)
りすくとうろくぼ / Risk Register
特定されたリスクの事象・原因、発生確率、影響度、優先順位、対応戦略、リスクオーナー、およびトリガー(予兆条件)を一元管理する台帳です。
3行速習ポイント
- 特定されたリスクの事象・原因、発生確率、影響度、優先順位、対応戦略、リスクオーナー、およびトリガー(予兆条件)を一元管理する台帳です。
- 定性的リスク分析と定量的リスク分析の結果を記録し、プロジェクト全期間を通じて週次・月次で継続的に見直し・更新します。
- 試験対策:午後I・午後IIのリスクマネジメント問題(令和7年午後I問1、午後II問2等)において、予防策と発生時対策(コンティンジェンシー計画)を紐付ける中核成果物として論述します。
図解
図リスク登録簿を軸とした継続的リスクマネジメントサイクル循環・改善サイクル
リスク特定・優先度評価からトリガー監視・二次リスク更新までの循環🔄 継続的フィードバック&改善サイクル(Phase進行 ➔ 次サイクルへ還流)
1リスク特定と構造化記述
1. 特定・登録➔ Step 2
「〇〇という原因により、△△が起き、□□の影響が出る」と明記
過去案件の教訓や有識者ヒアリングから技術・要員・外部依存リスクを洗い出し、リスク登録簿へ初期登録する。
2定性的・定量的分析と優先順位付け
2. 評価・優先度➔ Step 3
発生確率 × 影響度マトリクスおよびEMVによる重要度判定
すべてのリスクを同列に扱わず、高確率・高影響の重点管理リスクを選別してコンティンジェンシー予備を割り当てる。
3リスクオーナー任命と対応計画策定
3. 対策・責任者➔ Step 4
事前予防策(軽減等)と発生時対策・トリガー閾値の定義
各重点リスクに責任者(リスクオーナー)を割り当て、確率・影響を下げる予防策と、予兆検知時に即時発動するコンティンジェンシー計画を定める。
4トリガー監視と残存・二次リスクの更新
4. 監視・再評価↩ Step 1へ
週次モニタリングによる対策発動とリスク登録簿の鮮度維持
工程進行に伴い変化する残存リスクや、対策実行によって新たに生じる二次リスクを継続的に評価し、台帳を最新化する。
💡 午後II論文では「リスク登録簿に抽象的な事象を書くのではなく、具体的な『発生予兆(トリガー閾値)』と『リスクオーナー』を設定して週次進捗会議で監視した」と書くと説得力が跳ね上がります。
概要と本質
特定されたリスクの事象・原因、発生確率、影響度、優先順位、対応戦略、リスクオーナー、およびトリガー(予兆条件)を一元管理する台帳です。定性的リスク分析と定量的リスク分析の結果を記録し、プロジェクト全期間を通じて週次・月次で継続的に見直し・更新します。
重要ポイント・コア概念
- 特定したリスクごとに『原因・リスク事象・影響』を明確に記述し、発生確率×影響度のマトリクスで優先順位(リスクスコア)を付与
- 各リスクに単一のリスクオーナー(対策責任者)、予防策、定量的トリガー条件(発生予兆)、および発生時対策(コンティンジェンシー計画)を紐付けて週次監視
- 定量的効果例:重点リスク15件に定量的トリガー条件とリスクオーナーを設定したリスク登録簿を週次監視し、外部連携遅延リスクを顕在化前に封じ込め
午後I記述・午後II小論文試験での攻略ポイント
午後I・午後IIのリスクマネジメント問題(令和7年午後I問1、午後II問2等)において、予防策と発生時対策(コンティンジェンシー計画)を紐付ける中核成果物です。
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