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スケジュール・EVM・コスト管理 重要度:★★出題: AM2・PM1・PM2

資源の平準化(レベリング)と資源の平滑化(スムージング)

しげんのへいじゅんかとへいかつか / Resource Leveling & Resource Smoothing
特定時期への特定スキル要員の過負荷(オーバーアロケーション)を解消するため、作業日程を調整する2つのスケジュール最適化技法です。

3行速習ポイント

  • 特定時期への特定スキル要員の過負荷(オーバーアロケーション)を解消するため、作業日程を調整する2つのスケジュール最適化技法です。
  • 「資源の平準化」は資源上限を守るためにクリティカルパスが変化・遅延することを許容しますが、「資源の平滑化」はフロート(余裕期間)の範囲内でのみ作業を移動させ完了日を動かしません。
  • 試験対策:午前IIで平準化と平滑化の違い(クリティカルパスや完了日が動くか否か)が問われるほか、午後I・午後IIの要員山積み・山崩し計画で活用します。

図解

図資源の平準化(レベリング)と資源の平滑化(スムージング)の対比方式・特性の対比
資源過負荷(山積み)を解消する山崩し技法の制約条件とスケジュール影響
⚖️ 対比軸:[資源上限優先]資源の平準化(Resource Leveling)VS[納期固定・フロート内調整]資源の平滑化(Resource Smoothing)VS[PMの実践手順]実務での山積み・山崩し適用ステップ
資源の平準化(Resource Leveling)資源上限優先
資源制約の遵守を最優先(完了日遅延・CP変化の可能性あり)
特定要員の100%稼働上限を超える重複を完全に解消するため、フロートを超えて作業を後ろ倒しする。結果として元のクリティカルパスより工期が延びることがある。
資源の平滑化(Resource Smoothing)納期固定・フロート内調整
納期厳守を最優先(フリー/トータルフロート範囲内でのみ調整)
プロジェクト完了日とクリティカルパスを固定したまま、余裕期間(フロート)を持つ作業の開始時期だけを前後にずらして稼働の山と谷をなだらかにする。
実務での山積み・山崩し適用ステップPMの実践手順
まず平滑化を試み、解消不能な過負荷に平準化または代替策を適用
①まずフロート内の『平滑化』でピークを削り、②それでも解消しないキーマン重複には『有識者からの権限移譲・ペア作業化』または『平準化による日程再合意』を行う。
💡 午前IIのひっかけ対策:「クリティカルパスが変化し完了日が延びる可能性がある=資源の平準化(Leveling)」「フロート範囲内でのみ調整し完了日は延びない=資源の平滑化(Smoothing)」です。

概要と本質

特定時期への特定スキル要員の過負荷(オーバーアロケーション)を解消するため、作業日程を調整する2つのスケジュール最適化技法です。「資源の平準化」は資源上限を守るためにクリティカルパスが変化・遅延することを許容しますが、「資源の平滑化」はフロート(余裕期間)の範囲内でのみ作業を移動させ完了日を動かしません。

重要ポイント・コア概念

  • 資源の平準化(Resource Leveling):要員の稼働上限(1日8時間等)や特定有識者の重複解消を最優先して日程をずらすため、クリティカルパスが変化し全体完了日が遅れることがある
  • 資源の平滑化(Resource Smoothing):クリティカルパスと全体完了日を絶対に動かさない制約のもと、非クリティカル作業のフロート(余裕期間)の範囲内でのみ作業時期を分散させる
  • 定量的効果例:DB設計スペシャリストの稼働ピーク重複に対し、非クリティカル工程のフロートを用いた資源平滑化を実施し、要員追加なしでピーク負荷を100%以下に調整

午後I記述・午後II小論文試験での攻略ポイント

午前IIで平準化と平滑化の違い(クリティカルパスが伸びるか否か)が問われるほか、午後I・午後IIの要員山積み・山崩し計画で活用します。

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