ステークホルダ・コミュニケーション 重要度:★★★出題: AM2・PM1・PM2
ステークホルダ・エンゲージメント評価マトリクス
すてーくほるだえんげーじめんとひょうかまとりくす / Stakeholder Engagement Assessment Matrix
各ステークホルダの現在の関与度(C:Current)とプロジェクト成功に必要な望ましい関与度(D:Desired)を「不知・抵抗・中立・支持・主導」の5段階で比較・可視化する表です。
3行速習ポイント
- 各ステークホルダの現在の関与度(C:Current)とプロジェクト成功に必要な望ましい関与度(D:Desired)を「不知・抵抗・中立・支持・主導」の5段階で比較・可視化する表です。
- 現在「抵抗(Resistant)」や「中立(Neutral)」にある重要人物を「支持(Supportive)」へ引き上げるため、懸念の個別ヒアリングやメリット提示などの働きかけを計画します。
- 試験対策:令和4年午後II問2(ステークホルダとのコミュニケーション)や令和7年午後I問1(生成AI導入に懐疑的な役員への対応)でそのまま問われる中核概念です。
図解
図ステークホルダ関与度(5段階)のギャップ分析と転換プロセスプロセス・手順フロー
現在の関与度(C)から望ましい関与度(D)へ引き上げる対話戦略▶ 進行順序:1. 現在値 (C) の把握➔2. 懸念解消・動機付け➔3. 望ましい状態 (D)➔4. 変革推進リーダー
1不知 (Unaware) ・ 抵抗 (Resistant)
現在値 (C) の把握変化への警戒や業務負荷増への懸念から反対する段階
プロジェクトの目的を知らない、または「現行業務がやりにくくなる」と変化に反発している状態(C)です。まず個別ヒアリングで本質的な懸念を聴取します。
2中立 (Neutral)
懸念解消・動機付け総論賛成だが自部門の負担増には消極的な段階
表立った反対はしないものの主体的な協力には至らない状態です。自部門の業務効率化メリットの定量提示や移行支援策の約束により関与を促します。
3支持 (Supportive)
望ましい状態 (D)プロジェクトの意義に賛同し要件調整や受入に協力する段階
多くの主要ステークホルダが到達すべき望ましい関与度(D)です。プロトタイプ確認や要員調整に前向きに参画し、部門内の合意形成を支援してくれます。
4主導 (Leading)
変革推進リーダー変革の旗振り役として他部門や現場を牽引する段階
プロジェクトスポンサや変革推進リーダーに求められる最高位の関与度(D)であり、プロジェクトの成功に向けて自ら周囲を巻き込みます。
💡 午後論文では「なぜその関係者が抵抗・中立だったのか(背景の懸念)」と「支持へ変えた具体的施策」を対で記述する
概要と本質
各ステークホルダの現在の関与度(C:Current)とプロジェクト成功に必要な望ましい関与度(D:Desired)を「不知・抵抗・中立・支持・主導」の5段階で比較・可視化する表です。現在「抵抗(Resistant)」や「中立(Neutral)」にある重要人物を「支持(Supportive)」へ引き上げるため、懸念の個別ヒアリングやメリット提示などの働きかけを計画します。
重要ポイント・コア概念
- ステークホルダの関与度5段階(不知・抵抗・中立・支持・主導)における現在値(C:Current)と目標値(D:Desired)のギャップ可視化
- 『抵抗(Resistant)』や『中立(Neutral)』にある重要関係者の懸念要因を個別対話で解消し、『支持(Supportive)』へ転換させる働きかけ
- 定量的効果例:新システム移行に抵抗を示していた現場部門長3名の懸念(移行期の業務負荷増)を個別対話で解消し、関与度を『抵抗』から『支持』へ転換して全社展開を完遂
午後I記述・午後II小論文試験での攻略ポイント
令和4年午後II問2(ステークホルダとのコミュニケーション)や令和7年午後I問1(生成AI導入に懐疑的な役員への対応)でそのまま問われる中核概念です。
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