品質管理・リスクマネジメント 重要度:★★★出題: AM2・PM1・PM2
リスク対応戦略(脅威への5戦略・好機への5戦略)
りすくたいおうせんりゃく / Risk Response Strategies (Threats & Opportunities)
マイナスのリスク(脅威)に対する「エスカレーション・回避・転嫁・軽減・受容」と、プラスのリスク(好機)に対する「エスカレーション・活用・共有・強化・受容」の体系的対応方針です。
3行速習ポイント
- マイナスのリスク(脅威)に対する「エスカレーション・回避・転嫁・軽減・受容」と、プラスのリスク(好機)に対する「エスカレーション・活用・共有・強化・受容」の体系的対応方針です。
- 原因そのものを取り除く「回避(スコープ縮小・計画変更)」、保険や外注契約で第三者へ移す「転嫁」、発生確率や影響度を下げる「軽減(PoC・プロトタイプ・複線化)」を的確に使い分けます。
- 試験対策:午前IIで毎年必ず出題される超頻出項目であり、午後I・午後IIでも「なぜそのリスク対応戦略(軽減・転嫁・回避等)を選んだのか」を論述する骨格となります。
図解
図脅威(マイナスリスク)と好機(プラスリスク)の対応戦略体系方式・特性の対比
PMBOKにおける脅威5戦略・好機5戦略と予備計画の使い分け⚖️ 対比軸:[脅威の封じ込め]脅威(マイナスのリスク)への対応戦略VS[好機の最大化]好機(プラスのリスク)への対応戦略VS[顕在化時の備え]受容(能動的・受動的)とフォールバック計画
脅威(マイナスのリスク)への対応戦略脅威の封じ込め
回避・転嫁・軽減・受容・エスカレーション
不安定な新技術の採用取りやめは『回避』、瑕疵担保や保険・専門ベンダー委託は『転嫁』、PoCや事前研修・冗長化は『軽減』に該当する。
好機(プラスのリスク)への対応戦略好機の最大化
活用・共有・強化・受容・エスカレーション
エース要員配置で工期短縮を確実にするのは『活用』、他社と強みを出し合う共同事業は『共有』、追加資源投入で早期完成確率を高めるのは『強化』。
受容(能動的・受動的)とフォールバック計画顕在化時の備え
コンティンジェンシー計画と代替プラン(プランB)の準備
『能動的受容』ではコンティンジェンシー予備(時間・費用)と発生時対策を用意し、主対策が効かない場合の『フォールバック計画』も備える。
💡 午前IIでは「脅威に対する『回避・転嫁・軽減』」と「好機に対する『活用・共有・強化』」の対称関係、およびPMの権限を超えるリスクを上位組織へ委ねる『エスカレーション』が頻出です。
概要と本質
マイナスのリスク(脅威)に対する「エスカレーション・回避・転嫁・軽減・受容」と、プラスのリスク(好機)に対する「エスカレーション・活用・共有・強化・受容」の体系的対応方針です。原因そのものを取り除く「回避(スコープ縮小・計画変更)」、保険や外注契約で第三者へ移す「転嫁」、発生確率や影響度を下げる「軽減(PoC・プロトタイプ・複線化)」を的確に使い分けます。
重要ポイント・コア概念
- マイナスのリスク(脅威)への5戦略:エスカレーション(権限外)、回避(原因根絶・スコープ除外)、転嫁(外注・保険)、軽減(確率・影響の低減)、受容(予備費確保または静観)
- プラスのリスク(好機)への5戦略:エスカレーション、活用(100%確実化)、共有(パートナー連携)、強化(確率・利得の増大)、受容
- 定量的効果例:未経験フレームワーク採用の技術リスクに対し、先行プロトタイプ検証(軽減)と有識者アドバイザリ契約(転嫁)を組み合わせ、設計手戻りをゼロ化
午後I記述・午後II小論文試験での攻略ポイント
午前IIで毎年必ず出題される超頻出項目であり、午後I・午後IIでも「なぜそのリスク対応戦略を選んだのか」を論述する骨格となります。
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