アジャイル開発・調達・契約管理 重要度:★★★出題: AM2・PM1・PM2

バーンダウンチャート(残作業推移図)

ばーんだうんちゃーと / Burndown Chart
横軸に時間(スプリント内の日数やイテレーション)、縦軸に残作業量(ストーリーポイントや理想時間)を取り、残作業の消化推移を計画理想線と対比して可視化するグラフです。

3行速習ポイント

  • 横軸に時間(スプリント内の日数やイテレーション)、縦軸に残作業量(ストーリーポイントや理想時間)を取り、残作業の消化推移を計画理想線と対比して可視化するグラフです。
  • また、完了した作業量の積み上がりと全体スコープの増減を2本の線で同時に表現できる「バーンアップチャート」もスコープ変更の可視化に有効です。
  • 試験対策:午前II・午後I・午後IIのアジャイル開発問題で必出の進捗管理ツールであり、ベロシティ計測とスプリント内でのスコープ調整の根拠として記述します。

図解

図バーンダウンチャートにおける実績線の推移パターンと診断アクション方式・特性の対比
計画理想線(対角線)に対する実績線の傾き・形状から読み取る進捗リスク
⚖️ 対比軸:[Behind Schedule / 要介入]理想線の上方で停滞(消化遅れ・水平推移)VS[WIP過多 / テスト滞留]階段状の急落(スプリント終盤のまとめ完了)VS[On Track / 健全推移]理想線に沿った順調な減少・早期消化
理想線の上方で停滞(消化遅れ・水平推移)Behind Schedule / 要介入
実績線が計画線を上回り残作業が減らない危険兆候
技術的障害(ブロッカー)の発生、タスク粒度が大きすぎてDoneにならない、または見積り過小を示します。デイリースクラムで即座にタスク分割や支援投入を行います。
階段状の急落(スプリント終盤のまとめ完了)WIP過多 / テスト滞留
中盤まで横ばいで最終日間際に一気に落ちるパターン
複数タスクの仕掛かり(WIP過多)やテスト・レビューの後回しが原因です。WIP制限を設けて1ストーリーずつ完成(DoD達成)させるフローへ改善します。
理想線に沿った順調な減少・早期消化On Track / 健全推移
小粒度なストーリーが毎日着実にDoneとなる健全推移
計画ベロシティ通りに消化が進んでいます。もし理想線より大幅に早く消化した場合は、POと協議して優先度の高い次項目の前倒し着手(プル)を検討します。
💡 「バーンダウンは残作業の減少(スコープ増で線が跳ね上がる)」「バーンアップは完了量の積み上げ+総スコープ線の2本表示」の区別も午前II頻出

概要と本質

横軸に時間(スプリント内の日数やイテレーション)、縦軸に残作業量(ストーリーポイントや理想時間)を取り、残作業の消化推移を計画理想線と対比して可視化するグラフです。また、完了した作業量の積み上がりと全体スコープの増減を2本の線で同時に表現できる「バーンアップチャート」もスコープ変更の可視化に有効です。

重要ポイント・コア概念

  • スプリントまたはリリース全体の残作業量(縦軸:ストーリーポイント等)と経過時間(横軸)をプロットし、計画理想線と実績線の乖離から進捗健全性を診断する手法
  • スコープ追加・削減の影響と完了作業の積み上がりを2本の線で分離可視化するバーンアップチャートとの使い分け
  • 定量的効果例:バーンダウンチャートの傾き鈍化から第4日に技術的ブロッカーを検知し、有識者のペア支援投入でスプリントゴールの期日内達成率96%を実現

午後I記述・午後II小論文試験での攻略ポイント

午前II・午後I・午後IIのアジャイル開発問題で必出の進捗管理ツールであり、ベロシティ計測とスプリント内でのスコープ調整の根拠として記述します。

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なぜこの用語の理解に役立つのか

『バーンダウンチャート(残作業推移図)』の背景にある理論と実践知を体系的に理解し、午後記述・小論文の得点力へ直結させることができます。

午後II小論文(PM論文)・午後I記述への応用ポイント

午後I記述および午後II小論文で出題される「不確実性の高いDXプロジェクトにおけるアジャイル推進」「スプリント計画と進捗管理の工夫」を具体的に描写できます。

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