【詳細解説】■ 本問の核心・解法のポイント
GoFのデザインパターン(Gang of Four:Erich Gamma, Richard Helm, Ralph Johnson, John Vlissidesの4名による著書)は、再利用性の高いオブジェクト指向設計のノウハウを23のカタログとしてまとめたものです。これらは目的別に以下の3カテゴリに分類されます。
1. 生成パターン(Abstract Factory, Singletonなど5種):インスタンス生成の柔軟性を高める
2. 構造パターン(Adapter, Compositeなど7種):クラスやオブジェクトの組み合わせを最適化する
3. 振る舞いパターン(Observer, Strategyなど11種):オブジェクト間の相互作用や責務分担を定義する
・各選択肢の徹底解説:
・ア:引数オブジェクトやオブジェクトの可変性などは、言語固有のコーディング規約やイディオム(特定言語での実装プラクティス)に関する記述です。
・イ:【選択肢イ★】GoFのデザインパターンは、生成(5種類)、構造(7種類)、振る舞い(11種類)の3カテゴリ、計23パターンで構成されています。
・ウ:構造、分散システム、対話型システム、適合型システムなどのカテゴリ分類は、POSA(Pattern-Oriented Software Architecture)などのアーキテクチャパターンの分類体系です。
・エ:LayersやBrokerなどは、システム全体の基本構造を規定する「アーキテクチャパターン」の説明です。
よって正解はイです。