IPA公式正解:エ 並行して進行する事象間の同期を表す。その構造は2種類の節点をもつ有向2部グラフで表される。
※ 正解はIPA公表の解答です。解説は当サイトが生成AIを用いて作成しています。誤りにお気づきの場合はお問い合わせください。
【解説】正解は選択肢【エ】です。ペトリネットは、並行して動作・進行するシステムの事象や同期制御をモデル化するための数学的・図的表現手法です。プレース(状態・条件)とトランジション(事象・遷移)という2種類の節点を有向アークで結ぶ「有向2部グラフ」構造をもち、トークンの移動によってシステムの振る舞いを表現します。
【詳細解説】■ 本問の核心・解法のポイント
ペトリネット(Petri Net)は、並行処理、非同期処理、排他制御、同期通信などを視覚的かつ厳密にモデル化・解析するための手法です。有向2部グラフとして定義され、丸で表される「プレース」と四角または棒で表される「トランジション」、およびそれらを結ぶ有向アークから構成されます。プレース内に存在する「トークン」の移動規則(発火規則)に従って、並行する事象の推移をシミュレーションします。
・各選択肢の徹底解説:
・ア:実体(エンティティ)、関連(リレーションシップ)、属性で構成されるデータモデリング手法は「ERモデル(実体関連モデル)」の説明です。
・イ:機能を段階的詳細化に基づき入力から出力への変換として階層分割するアプローチは、DFD(データフロー図)等を用いた「構造化分析手法」の説明です。
・ウ:対象領域をデータと手続きをカプセル化したオブジェクト群として捉え、メッセージのやり取りで解決を図るアプローチは「オブジェクト指向分析・設計」の説明です。
・エ:【選択肢エ★】記述のとおり、ペトリネットは並行して進行する事象間の同期や競合を、プレースとトランジションの2種類の節点からなる有向2部グラフで表現します。
よって正解はエです。