IPA公式正解:イ 企業の全体像を把握するために,主要なエンティティだけを抽出し,それらの相互間のリレーションシップを含めて,鳥瞰図を作成する。次に,エンティティを詳細化し,全てのリレーションシップを明確にしたものを全社のデータモデルとする。
※ 正解はIPA公表の解答です。解説は当サイトが生成AIを用いて作成しています。誤りにお気づきの場合はお問い合わせください。
【解説】正解は選択肢【イ】です。情報システムの全体計画立案(超上流・構想段階)における全社データモデルの作成では、まずトップダウンで主要な実体(エンティティ)とそれらの関係を粗く抽出した鳥瞰図を作成し、その後段階的に詳細化していく手順が適切です。
【詳細解説】■ 本問の核心・解法のポイント
情報システムの全体計画立案において、全社のデータ構造をE-Rモデルで捉える際は、トップダウンアプローチが採用されます。いきなり現場の帳票や個々の詳細データからボトムアップで構築しようとすると全体像の整合性が取れなくなるため、まずは企業活動の主要な実体(顧客、商品、注文など)を抽出し、大局的な関連を示した「鳥瞰図(概念データモデル)」を作成します。その後、必要に応じてエンティティの分割・詳細化やリレーションシップの定義を行い、全社データモデルとして完成させます。
・各選択肢の徹底解説:
・ア:管理層の業務から「機能」を抽出し、機能をエンティティとする記述は誤りです。エンティティは管理すべき「実体(概念・事物・事象)」であり、機能(処理)ではありません。
・イ:【選択肢イ★】企業の全体像を把握するために主要エンティティを抽出して鳥瞰図を作成し、次いでエンティティを詳細化して全社データモデルを作成する手順は、計画立案時のトップダウン設計として極めて適切です。
・ウ:業務層の現状システムからボトムアップに抽出して後から抽象化する手順は、全体計画立案における全社モデル策定の手順としては非効率であり不適切です。
・エ:業務(処理)をエンティティとし、データの流れをリレーションシップとする記述は、DFD(データフロー図)の概念と混同しており、E-Rモデルの作成手順として誤りです。
よって正解はイです。