IPA公式正解:エ
※ 正解はIPA公表の解答です。解説は当サイトが生成AIを用いて作成しています。誤りにお気づきの場合はお問い合わせください。
【解説】正解は選択肢【エ】です。「階層構造をもつ組織」は組織クラス自身の再帰的関連(自己参照関連)によって表現されます。「社員は組織階層中のどの組織にも所属できるが,兼務はしない」という要件は、社員から見て所属する組織が必ず1つ(多重度が1)であることを示しており、これを正しくモデル化しているのはエです。
【詳細解説】■ 本問の核心・解法のポイント
本問は、再帰的関連を用いた階層構造のモデリングと、多重度(カーディナリティ)の適切な定義を問う問題です。
「階層構造をもつ組織」は、組織クラス自身に対する「上位組織」と「下位組織」の再帰的な関連によって表現されます。「どの組織にも所属できる」かつ「兼務はしない」ということは、組織側から見ると社員を0人以上(0..*)持てますが、社員側から見ると所属する組織はちょうど1つ(1)でなければなりません。最下層の組織にしか所属できないモデル(組織クラスのサブクラスにのみ社員を関連付けるなど)ではなく、階層構造を形成する組織クラスと社員クラスが直接1対多で関連付けられている必要があります。
・各選択肢の徹底解説:
・ア:組織構造が階層化されておらず、単一の組織と部門のような固定的な階層に限定されているか、多重度の定義が要件を満たしていません。
・イ:社員から見た組織側の多重度が「0..*」など複数所属(兼務)を許容する設定になっているか、最下層組織にのみ所属する構成になっています。
・ウ:社員が所属できる組織が特定の階層(末端組織など)に限定されているか、兼務不可の制約が満たされていません。
・エ:【選択肢エ★】組織クラスが自己参照関連によって任意の階層構造を表現しており、かつ組織と社員の関連において、社員側の多重度が「1」(兼務不可)、組織側の多重度が「0..*」となっており、要件を完全に満たしています。
よって正解はエです。