IPA公式正解:エ 想定されるリスクのうち,財務諸表の重要な虚偽表示リスクが高い項目に監査のリソースを重点的に配分する。
※ 正解はIPA公表の解答です。解説は当サイトが生成AIを用いて作成しています。誤りにお気づきの場合はお問い合わせください。
【解説】正解は選択肢【エ】です。リスクアプローチとは、財務諸表に重要な虚偽記載が発生するリスクを評価し、そのリスクの大きさに応じて重要度の高い項目・プロセスに監査資源(リソース)を重点的に配分することで、監査の有効性と効率性を同時に高める手法です。
【詳細解説】■ 本問の核心・解法のポイント
財務報告に係る内部統制監査や財務諸表監査において基本となる「リスクアプローチ(Risk-based Approach)」の概念を問う問題です。限られた監査リソースで効果的な監査を実施するため、虚偽記載が発生するリスクが高い領域(重要な虚偽表示リスクが高い項目)に多くの資源を投入し、リスクが低い領域には配分を抑えるというメリハリをつけた監査を行います。
・各選択肢の徹底解説:
・ア:監査リスクは「重要な虚偽表示リスク(固有リスク+統制リスク)」と「発見リスク」から構成されており、固有リスクだけでなく統制リスク等の評価も不可欠です。
・イ:リスクアプローチではリスクの大きさを評価して重点対象を絞り込むため、リスクの有無にかかわらず無作為・任意に抽出したプロセスを同等に評価する手法は反します。
・ウ:全ての業務をボトムアップで網羅的に均一評価するアプローチは、リスクアプローチではなく全網羅的アプローチ(精査型)であり、効率性に欠けます。
・【選択肢エ★】:適切な記述です。財務諸表の重要な虚偽表示につながるリスクが高い項目・業務プロセスを特定し、そこに監査リソースを重点配分するのがリスクアプローチの本質です。
よって正解はエです。