ITストラテジスト午前II 選択式平成26年 秋期
問 24 / 25平成26年 秋期 午前II 問24
刑法の電子計算機使用詐欺罪が適用される違法行為はどれか。
【選択肢】
ア いわゆるねずみ講方式による取引形態のWebページを開設する。
イ インターネット上に,実際よりも良品と誤認させる商品カタログを掲載し,粗悪な商品を販売する。
ウ インターネットを経由して銀行のシステムに虚偽の情報を与え,不正な振込や送金をさせる。
エ 企業のWebページを不正な手段で改変し,その企業の信用を傷つける情報を流す。
IPA公式正解:ウ インターネットを経由して銀行のシステムに虚偽の情報を与え,不正な振込や送金をさせる。
【IPA公式解説】正解は選択肢【ウ】です。
電子計算機使用詐欺罪(刑法第246条の2)は、人の判断を欺く従来の詐欺罪(第246条)とは異なり、コンピュータ(電子計算機)に虚偽のデータや不正な指令を与えて財産権の得喪・変更に関わる不実の電磁的記録を作らせ、不法に財産上の利益を得る行為を処罰する規定です。
・選択肢ウ:銀行のオンラインシステム等に虚偽の指示を与えて不正振込・送金を行わせる行為であり、電子計算機使用詐欺罪が直接適用されます(正解)。
・選択肢ア:無限連鎖講防止法違反などに問われます。
・選択肢イ:人を騙して金品を交付させているため、通常の「詐欺罪(刑法第246条)」が適用されます。
・選択肢エ:信用毀損罪(刑法第233条)や電子計算機損壊等業務妨害罪(刑法第234条の2)などが適用されます。
したがって、【ウ】が正解です。
AIによる解説
■ 本問の核心・解法のポイント
法律・罪名のポイント:
・電子計算機使用詐欺罪(刑法246条の2):人間ではなく「コンピュータを騙して(虚偽データを入力して)不正送金・財産利益を得る行為」(選択肢ウ★)
・イは「人を欺いて」買わせているので通常の詐欺罪。
よって正解はウです。
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平成26年 秋期 午前II(全25問・40分)を実戦演習モードで解き、合否判定を受けられます。