IPA公式正解:エ 学習の基礎となるデータの信頼性の確保について,AI であれば問題ないとの憶測に基づき,実績のない AI システムに判断させたデータを利用していた。
※ 正解はIPA公表の解答です。解説は当サイトが生成AIを用いて作成しています。誤りにお気づきの場合はお問い合わせください。
【解説】正解は選択肢【エ】です。監査人が監査報告書に記載する指摘事項とは、不備や改善すべき点(リスク)です。AIの学習データの信頼性を確保する際、「AIであれば問題ない」という客観的根拠のない憶測に基づき、実績のないAIシステムで判定したデータを利用することはデータの品質・信頼性に重大なリスクがあるため、指摘事項となります。
【詳細解説】■ 本問の核心・解法のポイント
システム監査における「指摘事項」とは、監査基準や内部規程等に照らして不備や改善すべき問題点が認められた事項を指します。AI(人工知能)システムの監査においては、モデル自体の精度や公正性に直結する「学習データの品質・信頼性・網羅性」の確保が極めて重要です。
・各選択肢の徹底解説:
・ア:学習データの責任追跡性(アカウンタビリティ)を担保するためアクセスログを取得・確認していることは、適切な管理策であり指摘事項には当たりません。
・イ:バックアップ体制を整備し消失時の事業継続・学習再開手順を定めていることは、可用性確保のための適切な統制です。
・ウ:機密性確保のためアクセス制御を実装することは、情報セキュリティ管理として適切です。
・【選択肢エ★】:学習データの信頼性確保において客観的な検証を行わず、憶測に基づいて実績のないAIに判断させたデータを用いることは、AIの誤動作や偏見(バイアス)の原因となるため重大な不備であり、指摘事項として記載すべきです。
よって正解はエです。