IPA公式正解:エ フォールトが発生したあるサブシステムを切り離して,待機系のサブシステムに自動で切り替えるフェールオーバは,システムの MTBF は変化させないが,MTTR の短縮につながる。
※ 正解はIPA公表の解答です。解説は当サイトが生成AIを用いて作成しています。誤りにお気づきの場合はお問い合わせください。
【解説】正解は選択肢【エ】です。フェールオーバは、稼働系でフォールトが発生した際に待機系へ自動的に切り替える仕組みです。障害発生そのものの間隔であるMTBF(平均故障間隔)は変わりませんが、復旧時間が極小化されるためMTTR(平均修復時間)の短縮につながります。
【詳細解説】■ 本問の核心・解法のポイント
システムの高信頼化技術(フォールトトレランス技術)が、信頼性指標であるMTBF(平均故障間隔)とMTTR(平均修復時間)に与える影響を正確に区別できるかを問う問題です。
フェールオーバは障害を検知した瞬間に待機系へ処理を引き継ぐため、システム停止から復旧までの時間(修理時間)を大幅に削減し、MTTRを顕著に短縮します。ただし、機器自体のフォールト発生率を下げるわけではないため、MTBFは向上しません。
・各選択肢の徹底解説:
・ア:フォールトマスクは冗長化技術等によって障害を外部から見えなく(無効化)するため、システム全体の停止回数を減らしMTBFを向上させます。MTTR短縮ではないため誤りです。
・イ:再試行(リトライ)で回復した場合、システム障害として表面化しないためMTBFの向上に寄与します。修復時間を縮めるMTTR短縮ではないため誤りです。
・ウ:稼働中のフォールト検出は早期の原因特定と修復を可能にするため、MTTRの短縮につながります。MTBF向上ではないため誤りです。
・エ:【選択肢エ★】フェールオーバは障害発生間隔(MTBF)自体は変化させず、迅速な系切り替えによって修復時間(MTTR)を短縮するため正しい記述です。
よって正解はエです。