ITストラテジスト午前II 選択式平成30年 秋期
問 17 / 25平成30年 秋期 午前II 問17
TOC の特徴はどれか。
【選択肢】
ア 個々の工程を個別に最適化することによって,生産工程全体を最適化する。
イ 市場の需要が供給能力を下回っている場合に有効な理論である。
ウ スループット(=売上高−資材費)の増大を最重要視する。
エ 生産プロセス改善のための総投資額を制約条件として確立された理論である。
IPA公式正解:ウ スループット(=売上高−資材費)の増大を最重要視する。
【IPA公式解説】正解は選択肢【ウ】です。
TOC(Theory of Constraints:制約理論)は、システム全体のパフォーマンスはボトルネック(制約条件)となっている工程の能力によって決定されるという考え方に基づき、制約工程に集中して改善を行う手法です。TOCでは評価指標として「スループット(Throughput = 売上高 − 真の変動費・資材費)の最大化」を最も重視します。
・アは個別最適(局所最適)であり、TOCは全体最適を追求します。
・イは需要が供給能力を上回っている(生産能力不足)場合にとりわけ大きな威力を発揮します。
・ウはTOCの核心的定義であり適切です。
・エは総投資額ではなくボトルネック工程の処理能力を制約条件とします。
AIによる解説
■ 本問の核心・解法のポイント
TOC(制約条件の理論):
・ボトルネック工程に集中して全体最適化を図る
・3大指標:スループット(=売上高−資材費★選択肢ウ)、在庫(投資)、業務費用
本番形式・制限時間付きで演習する
平成30年 秋期 午前II(全25問・40分)を実戦演習モードで解き、合否判定を受けられます。