IPA公式正解:イ 前方秘匿性
※ 正解はIPA公表の解答です。解説は当サイトが生成AIを用いて作成しています。誤りにお気づきの場合はお問い合わせください。
【解説】正解は選択肢【イ】です。前方秘匿性(Forward Secrecy / Perfect Forward Secrecy: PFS)とは、通信セッションごとに使い捨ての一時鍵を生成・交換することで、将来長期秘密鍵が漏えいした場合でも過去に送受信された暗号文を復号できないようにする暗号技術の性質です。
【詳細解説】■ 本問の核心・解法のポイント
暗号通信において、通信ごとに生成されるセッション鍵がサーバの長期秘密鍵と強く依存している場合、長期秘密鍵が漏えいすると過去に盗聴・記録されていた通信データが一括して復号されてしまうリスクがあります。これを防ぎ、長期秘密鍵が破られたとしても過去の暗号通信の機密性が保たれる性質を「前方秘匿性(Forward Secrecy)」と呼びます。TLS 1.3などで採用されるDiffie-Hellman鍵共有(ECDHEなど)により実現されます。
・各選択肢の徹底解説:
・ア:一方向性は、暗号化やハッシュ化などの計算は容易に行えるが、得られた出力結果から元の入力を逆算することが計算量的に極めて困難である性質のことです。
・イ:【選択肢イ★】前方秘匿性は、秘密鍵が漏えいした場合であっても、過去に記録された暗号文を復号することができない性質であり、本問の記述と合致します。
・ウ:第二原像計算困難性(強衝突耐性に関連する性質)は、ハッシュ関数において、ある入力値 x に対し、同じハッシュ値をもつ異なる入力値 y(x ≠ y かつ H(x) = H(y))を見つけ出すことが計算量的に困難である性質です。
・エ:等価安全性は、異なる暗号アルゴリズム間で同等の解読難易度(安全性レベル)をもつ鍵長などを比較・評価する概念です。
よって正解はイです。