IPA公式正解:ウ 第3正規形への分解では,情報無損失かつ関数従属性が保存される。
※ 正解はIPA公表の解答です。解説は当サイトが生成AIを用いて作成しています。誤りにお気づきの場合はお問い合わせください。
【解説】正解は選択肢【ウ】です。第3正規形(3NF)への分解では、常に情報無損失分解(可逆分解)であり、かつ元の関数従属性がすべて保存される(関数従属性保存)分解アルゴリズムが存在することが理論的に証明されています。なお、ボイス・コッド正規形(BCNF)以降では関数従属性が保存されない場合があります。
【詳細解説】■ 本問の核心・解法のポイント
関係データベースの正規化における「情報無損失分解(無損失結合分解)」と「関数従属性の保存」に関する理論的性質を問う問題です。
関係を分解する際、自然結合によって元の関係が完全に復元できることを「情報無損失」、分解後の各関係の関数従属性から元の関係のすべての関数従属性を検証できることを「関数従属性の保存」といいます。
・各選択肢の徹底解説:
・ア:ボイス・コッド正規形(BCNF)や第4正規形などへの分解では、関数従属性が保存されないケースが存在するため誤りです。
・イ:正規化のすべての分解が無条件に情報無損失になるわけではなく、不適切な分解を行うと情報損失が発生します(正規化の定義として無損失分解を求めるが、「全ての分解が無損失」という表現は誤りです)。また第1正規形は属性の原子化であり関係の分解ではありません。
・ウ:【選択肢ウ★】第3正規形(3NF)への分解アルゴリズム(合成法など)を用いることで、情報無損失かつ関数従属性が保存される分解が常に可能であることが保証されています。
・エ:第4正規形から第5正規形への分解は、結合従属性(多値従属性の一般化)に基づく分解であり、「自明な多値従属性が保存される」という記述は不適切です。
よって正解はウです。