ITストラテジスト午前II 選択式平成28年 秋期
問 14 / 25平成28年 秋期 午前II 問14
図は,SECI モデルの知識変換プロセスに基づき,製造現場において,熟練工の技能を若手技能者に伝承する例を示したものである。d に該当する活動はどれか。ここで,ア〜エは,a〜d のいずれかに該当する。

【選択肢】
ア 現場作業や OJT を通じて,熟練工と若手技能者間において製造のための知識や課題を確認するとともに,文書化されていない技能の存在を認識する。
イ 熟練工がもつ技能のうち,文章,図表,数式によって表現が可能なものを熟練工と若手技能者間において確認しながら作業手順書などの文書にまとめる。
ウ 若手技能者が,得られた知識をデータベースに記録し,これらを整理・分類し,組み合わせることによって,新しい作業手順を生み出す。
エ 若手技能者が,得られた知識を基に実際の作業を繰り返し経験することによって,知識を自分の技能として体得する。
IPA公式正解:エ 若手技能者が,得られた知識を基に実際の作業を繰り返し経験することによって,知識を自分の技能として体得する。
【IPA公式解説】正解は選択肢【エ】です。
SECIモデル(野中郁次郎提唱)の4つの知識変換プロセス:
・a:共同化(Socialization:暗黙知→暗黙知)=OJTや共体験による体感(選択肢ア)
・b:表出化(Externalization:暗黙知→形式知)=マニュアル・文書化(選択肢イ)
・c:連結化(Combination:形式知→形式知)=体系化・組み合わせ(選択肢ウ)
・d:内面化(Internalization:形式知→暗黙知)=反復実践による自らの技能としての体得(選択肢エ)
したがって、d(内面化)に該当するのは選択肢【エ】です。
AIによる解説
■ 本問の核心・解法のポイント
SECIモデルの各フェーズ:
・共同化(a):暗黙知→暗黙知(OJTや共体験・選択肢ア)
・表出化(b):暗黙知→形式知(マニュアル作成・選択肢イ)
・連結化(c):形式知→形式知(整理分類・結合・選択肢ウ)
・内面化(d):形式知→暗黙知(マニュアル等を実践して自らの技能として体得★選択肢エ)
よって正解はエ★。
本番形式・制限時間付きで演習する
平成28年 秋期 午前II(全25問・40分)を実戦演習モードで解き、合否判定を受けられます。