IPA公式正解:エ 衝突発見困難性とは,ハッシュ値が一致する二つの元のメッセージの発見に要する計算量が大きいことによる,発見の困難性のことである。
※ 正解はIPA公表の解答です。解説は当サイトが生成AIを用いて作成しています。誤りにお気づきの場合はお問い合わせください。
【解説】正解は選択肢【エ】です。ハッシュ関数の「衝突発見困難性」とは、同じハッシュ値を出力する異なる2つのメッセージ(原像のペア)を見つけ出すことが計算量的に極めて困難である性質を指します。
【詳細解説】■ 本問の核心・解法のポイント
暗号学的ハッシュ関数が持つ重要な3つの性質(原像計算困難性、第二原像計算困難性、衝突発見困難性)の定義の違い、特に「衝突(Collision)」の意味を正確に区別できているかを問う問題です。
・各選択肢の徹底解説:
・ア:SHA-256の衝突発見に対する計算量は、誕生日攻撃に対する耐性に基づき $2^128$(256の半分)程度であり、「256の2乗」ではありません。
・イ:これは「原像計算困難性」や鍵長に対する総当たり攻撃の規模感の説明であり、衝突発見困難性の説明ではありません。
・ウ:特定のハッシュ値に対する元のメッセージを見つける困難さは「原像計算困難性(一方向性に関連)」と呼ばれます。
・エ:【選択肢エ★】 正しい記述です。衝突発見困難性(Collision Resistance)とは、任意の2つの異なるメッセージ $x$ と $y$ について $H(x) = H(y)$ となるペアを見つけることが困難である性質です。
よって正解はエです。