ITストラテジスト午前II 選択式令和5年 春期
問 23 / 25令和5年 春期 午前II 問23
送信者 A は,署名生成鍵 X を使って文書ファイルのデジタル署名を生成した。送信者 A から,文書ファイルとその文書ファイルのデジタル署名を受信者 B が受信したとき,受信者 B ができることはどれか。ここで,受信者 B は署名生成鍵 X と対をなす,署名検証鍵 Y を保有しており,受信者 B と第三者は署名生成鍵 X を知らないものとする。
【選択肢】
ア 文書ファイルが改ざんされた場合,デジタル署名,文書ファイル及び署名検証鍵 Y の整合性を確認することによって,その改ざん部分を判別できる。
イ 文書ファイルが改ざんされていないこと,及びデジタル署名が署名生成鍵 X によって生成されたことを確認できる。
ウ 文書ファイルがマルウェアに感染していないことを認証局に問い合わせて確認できる。
エ 文書ファイルとデジタル署名のどちらかが改ざんされた場合,どちらが改ざんされたかを判別できる。
IPA公式正解:イ 文書ファイルが改ざんされていないこと,及びデジタル署名が署名生成鍵 X によって生成されたことを確認できる。
【IPA公式解説】正解は選択肢【イ】です。デジタル署名の検証により、「真正性(送信者A本人の署名生成鍵で作成されたこと)」と「完全性(通信途中で改ざんされていないこと)」を確認できます。
AIによる解説
■ 本問の核心・解法のポイント
公開鍵暗号基盤(PKI)における『デジタル署名』の役割:
・署名生成鍵 X(送信者の秘密鍵)でダイジェストを暗号化
・署名検証鍵 Y(送信者の公開鍵)で復号して検証
確認できること:
1. 完全性:文書が改ざんされていないこと
2. 真正性・否認防止:署名生成鍵Xを持つ送信者A本人が作成したこと(正解イ)。
※改ざん箇所の特定(選択肢ア)やどちらが改ざんされたかの判別(選択肢エ)はできません。
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令和5年 春期 午前II(全25問・40分)を実戦演習モードで解き、合否判定を受けられます。