IPA公式正解:イ コントロールが有効であると判断するために必要なサンプル件数を事前に決めることができる。
※ 正解はIPA公表の解答です。解説は当サイトが生成AIを用いて作成しています。誤りにお気づきの場合はお問い合わせください。
【解説】正解は選択肢【イ】です。統計的サンプリングでは、許容誤謬率、危険率(信頼水準)、母集団の特性などを統計学的理論に基づいて設定することで、コントロールが有効であると判断するために必要な最低限のサンプル件数(サンプルサイズ)を事前に数理的に算出・決定できます。
【詳細解説】■ 本問の核心・解法のポイント
システム監査における試査(サンプリング)には、「統計的サンプリング」と「非統計的サンプリング(判断サンプリング)」があります。統計的サンプリングの特徴は、確率論や統計理論に基づいて母集団から無作為(ランダム)にサンプルを抽出し、サンプリング結果から母集団全体の特性を客観的・数値的に推定できる点にあります。このとき、許容できる誤謬率や信頼水準を設定することで、必要なサンプル数を事前に客観的に決定できます。
・各選択肢の徹底解説:
・ア:開発規模や影響度が大きい案件を選定するのは、監査人の経験や主観的判断に基づく「非統計的(判断)サンプリング」であり、統計的サンプリングではありません。また、一部の偏ったサンプルから母集団全体(全開発案件)に対する評価を導くことはできません。
・イ:【選択肢イ★】統計的サンプリングでは、信頼水準や許容誤謬率などを事前に設定することにより、統計数式やサンプリング表を用いてコントロールの有効性を評価するために必要なサンプル件数を論理的・数理的に決定できます。
・ウ:サンプリング検査である以上、常にサンプリングリスク(抽出されたサンプルが母集団の真の姿を代表していないリスク)が存在するため、精査(全件検証)と「常に同じ結果」になるわけではありません。
・エ:エラー対応が行われたデータのみを意図的に選定するのは母集団全体を無作為抽出しておらず、母集団全体におけるコントロールの有効性を代表・証明することはできません。
よって正解はイです。