運用・保守・BCP・外部委託監査 重要度:★★★出題: AM2・PM1・PM2
ジョブ管理・キャパシティ管理の監査
じょぶかんりきゃぱしてぃかんりのかんさ / Batch Job Scheduling and Capacity Management Audit
日次・月次の定型バッチジョブが正しい順序・スケジュールで漏れなく実行されているかを検証する「ジョブ管理監査」と、CPU・メモリ・ストレージ・回線帯域等の資源需要を予測・監視する「キャパシティ管理監査」です。
3行速習ポイント
- 日次・月次の定型バッチジョブが正しい順序・スケジュールで漏れなく実行されているかを検証する「ジョブ管理監査」と、CPU・メモリ・ストレージ・回線帯域等の資源需要を予測・監視する「キャパシティ管理監査」です。
- バッチジョブの異常終了(アベンド)時の再実行(リラン)手続や、オペレータによる手動介入・データ直接修正の統制が特に厳しく問われます。
- 試験対策:午後I(平成28年問3等)や全般統制(ITGC)の運用管理領域における基本テーマです。
図解
図バッチジョブ運用・キャパシティ管理における統制と監査の4要点プロセス・手順フロー
スケジュール承認から異常終了時のリラン統制・リソース需要予測まで▶ 進行順序:1. スケジュール統制➔2. リラン承認統制➔3. しきい値監視➔4. 需要予測連携
11. ジョブネット定義・スケジュール変更の承認統制
スケジュール統制先行・後続ジョブの依存関係と実行日時の正当性確認
ジョブ管理ツールの設定変更履歴と変更申請書を突合し、バッチジョブの追加・順序変更・一時停止が承認に基づいて行われているかを確かめる。
22. 異常終了(アベンド)検知と再実行(リラン)の統制
リラン承認統制独断リランによる二重処理・データ不整合の防止
ジョブエラー発生時の記録と再実行承認記録を突合し、ロールバック確認および責任者承認を経た手順書どおりにリランが行われているかを確かめる。
33. リソース使用率の継続監視としきい値アラート
しきい値監視ディスク枯渇やレスポンス悪化を未然に防ぐ予防的監視
システム監視設定と月次運用報告書を閲覧し、CPU・メモリ・DB容量に適切なしきい値が設定され、超過前に増強・データ整理が行われているか確認する。
44. 業務量増加・イベント予測と連動したキャパシティ計画
需要予測連携事業部門の販売計画・繁忙期予測を反映したインフラ拡張
新商品キャンペーンや期末処理等の業務量予測が事業部門からIT部門へ共有され、事前の負荷予測とオートスケーリング・増強計画に反映されているか確認する。
💡 バッチ処理の監査では「正常終了時の自動連携(ラン・ツー・ラン)」と「異常終了(アベンド)時の手動リラン承認・データ復旧統制」の両面を確認します。
概要と本質
日次・月次の定型バッチジョブが正しい順序・スケジュールで漏れなく実行されているかを検証する「ジョブ管理監査」と、CPU・メモリ・ストレージ・回線帯域等の資源需要を予測・監視する「キャパシティ管理監査」です。バッチジョブの異常終了(アベンド)時の再実行(リラン)手続や、オペレータによる手動介入・データ直接修正の統制が特に厳しく問われます。
重要ポイント・コア概念
- ジョブ管理:ジョブスケジュール登録・変更の承認、異常終了時のアラート検知と承認に基づく再実行(リラン)手順、および二重実行・処理飛ばし防止の検証
- キャパシティ管理:リソース使用率(CPU・ディスク・DB領域・通信量)の継続的監視、しきい値超過時のアラート設定、および事業計画(キャンペーン等)と連動した増強計画の確認
- 定量的効果・監査目標例:バッチジョブ異常終了時の手動リラン申請書とジョブ実行ログの全件突合を実施し、オペレータの独断による再実行ミス・二重計上事故を0件に抑止
午後I記述・午後II小論文試験での攻略ポイント
午後I(平成28年問3等)や全般統制(ITGC)の運用管理領域における基本テーマです。
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