セキュリティアーキテクチャ・設計 重要度:★★★出題: AM2・PM1
SASE / SSE (Secure Access Service Edge)
させ / えすえすいー / Secure Access Service Edge / Security Service Edge
ネットワーク機能(SD-WAN)とセキュリティ機能(SWG/CASB/ZTNA)を単一のクラウド基盤に統合したアーキテクチャ。
3行速習ポイント
- SWG(Webゲートウェイ)、CASB(クラウド可視化・制御)、ZTNA(ゼロトラスト接続)、FWaaSを統合提供
- クラウド利用やテレワークに伴う本社データセンタへの通信集中(ヘアピニング)を解消
- セキュリティ機能部分を抽出した構成はSSE(Security Service Edge)と呼ばれる
図解
図SASE / SSE クラウド統合セキュリティエッジ構成
接続層
リモート端末・拠点 (SD-WAN)
場所を問わないクラウドエッジへの最適接続
本社データセンタへの通信集中(ヘアピニング)を解消し、最寄りのクラウドPOPへ低遅延で直接接続
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認証・認可層
ZTNA (ゼロトラストアクセス制御)
ID・端末ポスチャに基づくアプリ単位の最小権限認可
従来のネットワーク全体接続型VPNに代わり、IdP連携と端末状態検証を経て許可された業務アプリのみへ中継
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統合検査層
SWG / CASB / FWaaS (SSE検査層)
TLS復号検査・マルウェア防御・テナント制限
URLフィルタリング、シャドーIT可視化、およびHTTPヘッダ制御による個人アカウントログイン禁止(テナント制限)を実行
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保護対象
契約SaaS / 社内業務アプリケーション
統制されたセキュアなクラウド・業務リソース利用
企業テナントのみへのアクセス許可とDLPによる機密情報持ち出し防止を担保
💡 テレワーク端末や拠点から社内DCを経由せず(ヘアピニング解消)、クラウドPOP上で認証・通信検査・SaaSテナント制限を一括実行
概要と本質
テレワークやSaaSの普及により、全通信を社内プロキシやVPNゲートウェイに集約する従来型境界防御では帯域逼迫と遅延が深刻化しました。SASEはエッジ(クラウド上のPOP)で認証・認可・通信検査を一括実行し、安全かつ高速なクラウド直接接続を実現します。
重要ポイント・コア概念
- ZTNA(Zero Trust Network Access):VPNに代わりアプリケーション単位で最小権限アクセスを仲介
- CASB(Cloud Access Security Broker):シャドーIT検知と契約SaaSへの個人アカウントログイン禁止(テナント制限)
- SWG(Secure Web Gateway):URLフィルタリング、マルウェア検査、TLS復号検査をクラウド上で実施
午後記述・情報セキュリティ対策での攻略ポイント
午後問題では「テレワーク端末からSaaSへの通信制御」「プロキシ型クラウドサービス(SWG/CASB)とIDaaSの連携による未管理端末遮断・個人アカウント利用禁止」として頻出します。
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