セキュリティ統制・法務・基準 重要度:★★★出題: AM2・PM1
NIST サイバーセキュリティフレームワーク (CSF 2.0)
にすとさいばーせきゅりてぃふれーむわーく / NIST Cybersecurity Framework 2.0
米国立標準技術研究所が策定した、組織全体のサイバーリスクを管理するための6大コア機能フレームワーク。
3行速習ポイント
- CSF 2.0 で新たに「ガバナンス(GOVERN)」が最上位機能として新設・追加
- 6大機能:GOVERN(統治)、IDENTIFY(特定)、PROTECT(防御)、DETECT(検知)、RESPOND(対応)、RECOVER(復旧)
- あらゆる業種・規模の組織が現状(Current Profile)と目標(Target Profile)のギャップ分析に利用可能
図解
図NIST CSF 2.0 の6大コア機能サイクル構造図
最重要基盤
GOVERN (統治)
全社方針・体制・サプライチェーンリスク統括
↕
事前把握
IDENTIFY (特定)
資産管理台帳・脆弱性評価・業務環境理解
↕
事前防御
PROTECT (防御)
アクセス制御・データ保護・意識向上トレーニング
↕
リアルタイム
DETECT (検知)
異常兆候監視・侵入テスト・不正通信監視
↕
事後対処
RESPOND (対応) & RECOVER (復旧)
封じ込め・インシデント報告・BCP事業継続復旧
💡 CSF 2.0では従来の5機能(特定・防御・検知・対応・復旧)の中心・最上位として、経営陣による統治とサプライチェーンリスク管理を定める「GOVERN(統治)」が新設された
概要と本質
NIST CSFは、重要インフラのみならず民間企業全般でサイバーリスク管理の共通言語として広く活用されています。バージョン2.0では、組織全体の戦略・リーダーシップ・サプライチェーンリスク管理を包括する「GOVERN(ガバナンス)」が第1の柱として導入されました。
重要ポイント・コア概念
- GOVERN(統治):ポリシー、優先順位、組織体制、サプライチェーンリスク管理の確立
- IDENTIFY(特定):資産台帳、リスクアセスメント、脆弱性把握
- PROTECT(防御):アクセス制御、データセキュリティ、教育訓練、セキュア構成
午後記述・情報セキュリティ対策での攻略ポイント
午前IIの問12で「CSF 2.0のコア機能として新たに追加されたものはどれか(正解:GOVERN)」が直接出題され、午後でもリスク管理方針の策定基盤として引用されます。
午後記述で使える加点キーワード(クリックでコピー)
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