セキュリティアーキテクチャ・設計 重要度:★★★出題: AM2・PM1
ゼロトラストアーキテクチャ
ぜろとらすとあーきてくちゃ / Zero Trust Architecture (ZTA)
「決して信頼せず、常に検証する」を原則とする包括的セキュリティモデル。
3行速習ポイント
- 従来の社内ネットワーク境界防御の限界を克服し、全アクセスを動的検証
- アクセス元端末の健全性(ポスチャ)、利用者ID、コンテキストを総合評価
- NIST SP 800-207 で標準化され、最小権限アクセスとマイクロセグメンテーションを徹底
図解
図ゼロトラスト動的認可モデル(PEP / PDP連携)
アクセス元
利用者 / 端末
ポスチャ検証・MFA認証
↕
制御点
ポリシー施行点 (PEP)
通信の遮断・中継ゲートウェイ
↕
判断点
ポリシー決定点 (PDP)
脅威情報・コンテキストから認可判定
↕
保護対象
社内リソース / SaaS
マイクロセグメンテーション保護領域
💡 NIST SP 800-207準拠。「社内LANだから安全」という暗黙の信頼を排し、アクセスごとに利用者ID・端末ポスチャ・コンテキストをPDP/PEPで動的に検証・認可する
概要と本質
ゼロトラストアーキテクチャ(ZTA)は、境界の内側であっても無条件に信頼せず、すべてのデータアクセスや通信を都度認証・認可する概念です。ID管理、デバイス管理、ネットワーク分離(マイクロセグメンテーション)、動的ポリシー判定エンジン(PDP/PEP)によって構成されます。
重要ポイント・コア概念
- 明示的な検証(Always Verify):利用者・端末・通信元を常に厳格認証
- 最小権限の付与(Least Privilege):JIT(Just-In-Time)やJEA(Just-Enough-Access)の適用
- 侵害の想定(Assume Breach):内部侵入を前提としたラテラルムーブメントの封じ込め
午後記述・情報セキュリティ対策での攻略ポイント
午後記述問題では、VPN経由の不正アクセスや内部不正防止策として「境界防御の限界」と「アクセスごとの端末状態・多要素認証の動的検証」を対比させて論述させます。
午後記述で使える加点キーワード(クリックでコピー)
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