監査計画・監査手続・監査証拠・調書 重要度:★★★出題: AM2・PM1・PM2
監査手続と監査技法(閲覧・突合・質問・実査・ウォークスルー)
かんさてつづきとかんさぎほう / Audit Procedures and Audit Techniques
監査要点を検証して監査証拠を入手するために監査人が実施する具体的な行動が「監査手続」であり、その手段(閲覧・照合/突合・質問・観察・実査・再実施等)が「監査技法」です。
3行速習ポイント
- 監査要点を検証して監査証拠を入手するために監査人が実施する具体的な行動が「監査手続」であり、その手段(閲覧・照合/突合・質問・観察・実査・再実施等)が「監査技法」です。
- 記述試験では必ず「①何を(監査証拠・対象)」「②どのように(監査技法)」「③何を確かめるか(確認事項)」の3要素を揃えて記述します。
- 試験対策:午後I・午後IIの採点講評で毎年必ず指摘される最重要の記述ルールです。「〜を確認する」だけでなく、必ず「〇〇(具体的な文書・ログ名)を閲覧(または突合・ヒアリング)し、〜を確かめる」と書きます。
図解
図システム監査手続を構成する主要監査技法と記述の3必須要素構成要素・基本原則
閲覧・突合・質問・ウォークスルーの使い分けと合格記述の型🏛 システム監査手続を構成する主要監査技法と記述の3必須要素(中核を構成する 3 つの柱)
技法1:閲覧・査閲
文書・記録の閲覧(査閲)
規程・計画書・議事録・運用報告書・設定値の精査
例:「PoC計画書およびPoC評価書を閲覧し、目的・評価基準・終了基準の記述と結果評価が行われていることを確かめる」(令和3年問1)。
技法2:突合・照合
複数記録の照合・突合(Vouching / Tracing)
申請書と実ログ、指示リストと完了リストの整合性検証
例:「本番環境のプログラムに対する全ての変更ログとシステム変更申請書を突合し、無承認の変更がないことを確かめる」(令和6年問2)。
技法3:質問・実査
質問(ヒアリング)・観察・実査
担当者・利用部門へのインタビューと現場・実機の目視確認
例:「営業本部にインタビューし、DX推進室が試算した利益率向上の妥当性を確認しているか確かめる」(令和7年問3)。質問結果は文書証拠と組み合わせて裏付ける。
💡 午後I・午後IIで「監査手続を述べよ」と問われたら、必ず『【具体的な監査証拠名】を【閲覧/照合/質問】し、【確認すべき内容】を確かめる』の型で記述してください。
概要と本質
監査要点を検証して監査証拠を入手するために監査人が実施する具体的な行動が「監査手続」であり、その手段(閲覧・照合/突合・質問・観察・実査・再実施等)が「監査技法」です。記述試験では必ず「①何を(監査証拠・対象)」「②どのように(監査技法)」「③何を確かめるか(確認事項)」の3要素を揃えて記述します。
重要ポイント・コア概念
- 監査手続の3必須要素:①具体的な監査証拠(議事録、変更管理台帳、操作ログ等)、②監査技法(閲覧・査閲、突合・照合、質問・ヒアリング、現地確認)、③確認すべき要点
- ウォークスルー(追跡調査):取引の発生から処理・記録・出力までの1件のデータの流れを規程・画面・帳票に沿って最初から最後まで追跡し、統制の整備状況を確認する技法
- 定量的効果・監査目標例:監査手続の記述フォーマットを「[監査証拠]を[監査技法]し、[確認ポイント]を確かめる」に統一し、監査調書の証拠特定不備をゼロ化
午後I記述・午後II小論文試験での攻略ポイント
午後I・午後IIの採点講評で毎年必ず指摘される最重要の記述ルールです。「〜を確認する」だけでなく、必ず「〇〇(具体的な文書・ログ名)を閲覧(または突合・ヒアリング)し、〜を確かめる」と書きます。
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