経営戦略・事業戦略
午前II午後I午後II論文
戦略マップ
Strategy Map / せんりゃくまっぷ
バランススコアカード(BSC)の4視点における戦略目標同士の「因果関係」を矢印で視覚化したダイアグラム。
3行要約(速習ポイント)
- 1キャプランとノートンが考案した、抽象的な戦略ストーリーを1枚の因果連鎖図にまとめる手法。
- 2下層のIT基盤・人材育成が、いかにして最上層の財務リターン(売上・利益)に直結するかを証明する。
- 3IT投資の正当性を経営陣や非エンジニア役員に分かりやすくプレゼン・合意形成する際の最強の武器。
概念・アーキテクチャ図解
下層(人材・IT)から上層(財務)へと矢印が連鎖し最終ゴールへ到達する仮説検証体系
概要・背景・本質
戦略マップは、「なぜITシステムを導入するのか」「その投資が最終的にどうやって利益になるのか」という一連の仮説をストーリーとして可視化します。各視点に置かれたバブル(戦略目標)が矢印で上向きに連結されることで、現場のIT活用が経営成果にどう結びつくかのロジックが誰の目にも一目瞭然となります。
コア概念と着眼点
- 学習と成長:データサイエンス研修、クラウドデータレイクの構築
- 内部プロセス:顧客行動データのリアルタイム分析、パーソナライズ販促の自動化
- 顧客視点:顧客の購買体験向上、信頼度(LTV)の大幅向上
- 財務視点:既存顧客リピート売上増加、営業コスト削減による営業利益率の向上
ITストラテジスト試験(午後I記述・午後II論文)での論述ポイント
午後II論文の構成を練る際、頭の中で戦略マップの4段(学習➔プロセス➔顧客➔財務)を組み立ててから文章化すると、論述の一貫性が完璧になり絶対に破綻しない。ITストラテジストとして「IT導入そのものが目的ではなく、経営目標達成のための手段である」という大原則を体現できる。
小論文で使える実践フレーズ・キーワード
理解を深める推薦副読本
この用語の背景理論・実務動向を深く理解し、午後II小論文の説得力を劇的に高める必読書
ISBN: 4296124552
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三谷 宏治 著 / 日経ビジネス人文庫
100年におよぶ経営戦略論の変遷を体系網羅ポジショニング派(ポーター等)とケイパビリティ派の対比現代のアダプティブ戦略・オープンイノベーションまで一望
なぜこの用語の理解に役立つのか
『戦略マップ』の背景にある理論と業界動向を体系的に理解し、実務や小論文に直結する戦略的視点を深掘りできます。
午後II小論文(ST論文)への応用・加点ポイント
単一のフレームワークに偏らず、外部環境(ポジショニング)と内部資源(ケイパビリティ)の複眼的な視点から事業戦略とIT投資の整合性を論述できるようになります。
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