経営戦略・事業戦略
午前II午後I午後II論文
バランススコアカード(BSC)
Balanced Scorecard (BSC) / ばらんすすこあかーど
財務視点に加え、顧客・業務プロセス・学習と成長の4視点から戦略策定と業績評価を総合的に行う手法。
3行要約(速習ポイント)
- 1キャプランとノートンが開発した、財務指標偏重を脱した戦略的マネジメントシステム。
- 24つの視点(財務、顧客、内部ビジネスプロセス、学習と成長)の因果関係を「戦略マップ」で可視化する。
- 3ITストラテジスト試験では、経営戦略を現場のIT施策や業務改善目標へ落とし込む超重要フレームワーク。
概念・アーキテクチャ図解
下層の取り組み(先行指標)が上層の成果(遅行指標)を生み出す因果シナリオ
概要・背景・本質
BSCは、過去の成果に過ぎない「財務指標」だけでなく、未来の業績をけん引する非財務指標(顧客満足度、業務プロセスの品質や速度、従業員の能力・ITインフラ)をバランスよく組み込み、組織全体の目標を整流化します。4視点間の因果関係(学習と成長が進む➔プロセスが改善する➔顧客満足が上がる➔財務成果が上がる)が論理の中核です。
コア概念と着眼点
- 財務の視点:株主や投資家の期待に応える指標(売上高、ROIC、営業利益率、キャッシュフロー)
- 顧客の視点:顧客ターゲットに対する価値提案(顧客維持率、NPS、新規獲得数、納期遵守率)
- 内部ビジネスプロセスの視点:優れた顧客価値を生む業務革新(リードタイム短縮、欠陥率、在庫回転率)
- 学習と成長の視点:将来の変革を支える基盤(社員スキル、ITインフラ、組織文化、特許件数)
ITストラテジスト試験(午後I記述・午後II論文)での論述ポイント
午前II・午後I記述・午後II論述の全試験で頻出。午後II論文では『第1章:経営戦略のブレークダウン』において、経営陣の財務目標を内部プロセスの革新(新システム導入)と現場の学習・意識改革(学習と成長)へと段階的に分解したロジックを示すことで、論理性抜群の構成を作ることができる。
小論文で使える実践フレーズ・キーワード
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この用語の背景理論・実務動向を深く理解し、午後II小論文の説得力を劇的に高める必読書
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100年におよぶ経営戦略論の変遷を体系網羅ポジショニング派(ポーター等)とケイパビリティ派の対比現代のアダプティブ戦略・オープンイノベーションまで一望
なぜこの用語の理解に役立つのか
『バランススコアカード(BSC)』の背景にある理論と業界動向を体系的に理解し、実務や小論文に直結する戦略的視点を深掘りできます。
午後II小論文(ST論文)への応用・加点ポイント
単一のフレームワークに偏らず、外部環境(ポジショニング)と内部資源(ケイパビリティ)の複眼的な視点から事業戦略とIT投資の整合性を論述できるようになります。
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