経営戦略・事業戦略 重要度:★★★出題: AM2・PM1・PM2
CSF / KGI / KPI
しーえすえふ / けーじーあい / けーぴーあい / Critical Success Factor / Key Goal Indicator / Key Performance Indicator
最終ゴール(KGI)、その成否を握る重要成功要因(CSF)、中間進捗を定量測定する指標(KPI)の三位一体体系。
3行速習ポイント
- 経営目標を現場のアクションと客観測定可能な数値へブレークダウンするマネジメント構造。
- CSF(何を達成すべきか)を特定し、KGI(最終結果)とKPI(先行・中間プロセス)を指標化する。
- ITストラテジストは、システム導入後の定着状況や投資効果をKPIでモニタリングしPDCAを主導する。
図解
図CSF ➔ KPI ➔ KGI の目標展開フロープロセス・手順フロー
戦略目標から日常活動までの論理的一貫性▶ 進行順序:1. 最上位➔2. 遅行指標➔3. 重点要因➔4. 先行指標
1経営戦略・ビジョン
最上位全社方針の明文化
企業の存在意義と中長期で目指す競争優位の方向性を明文化し、全社・事業部門のすべての施策の起点とする。
2KGI (最終目標指標)
遅行指標Key Goal Indicator
戦略の達成度を最終判定する遅行指標(例:3年後のEC売上高2倍、解約率2%未満、営業利益率15%達成)。
3CSF (重要成功要因)
重点要因Critical Success Factor
KGI達成のために最もボトルネックとなり、最優先で突破すべき重点領域(例:初回購入後のオンボーディング定着)。
4KPI (業績評価指標)
先行指標Key Performance Indicator
CSFの進捗を日次・週次で管理する先行プロセス指標(例:決済画面完了率85%、導入後7日以内の機能利用率60%)。
💡 午後I記述や午後II評価章では、最終結果(KGI)だけでなく業務プロセス上の先行指標(KPI)を定量設定し、モニタリングと軌道修正を論じる。
概要と本質
CSF(重要成功要因)は戦略達成の「鍵」となる要因であり、KGI(重要目標達成指標)は戦略の最終ゴール(売上高100億円達成など)です。KPI(重要業績評価指標)はKGIに至る途中の業務プロセスが順調に進んでいるかを測る先行指標(商談件数、システムログイン率など)です。この3者が論理的に連結して初めて実効性のある経営管理が可能になります。
重要ポイント・コア概念
- KGI(Key Goal Indicator):最終目標指標。事業の最終的な到達点を定量数値で定義
- CSF(Critical Success Factor):重要成功要因。KGIを達成するために最も注力すべき定性・定量的領域
- KPI(Key Performance Indicator):重要業績評価指標。CSFの実行進捗と成果を測る中間指標
- 先行指標(KPI)を日々モニタリングすることで、遅行指標であるKGIの未達を未然に防止する。
試験対策・午後II論文での活用法
午後I記述問題で「この施策におけるKPIを30字以内で述べよ」という設問が頻出。その際、単なる最終結果(売上)を書くと0点になる。プロセス上の行動量や質を測る具体的・定量的な指標(例:『週次見積提示件数』『初回商談後48時間以内の接触率』等)を回答すること。午後II論文でも効果検証章で必須。
小論文で使える実践フレーズ・キーワード(クリックでコピー)
関連する重要用語
この用語が出題された過去問を解く(1分演習)
即時アウトプットで定着ITストラテジスト 過去問演習で実践力を鍛える
