エンタープライズアーキテクチャ・システム企画
午前II午後I午後II論文
RFI / RFP
Request for Information / Request for Proposal / あーるえふあい / あーるえふぴー
ベンダー選定において、技術・市場動向を情報収集する「RFI(情報提供依頼書)」と、具体的な提案・見積もりを求める「RFP(提案依頼書)」。
3行要約(速習ポイント)
- 1RFIでベンダー各社の技術力や概算費用感を把握し、要件を固めた上でRFPを発行してコンペを実施する。
- 2RFPには「システム化の背景・目的」「業務要件」「機能・非機能要件」「契約条件」「評価基準」を明記する。
- 3ITストラテジストは、ベンダーから質の高い提案を引き出し、客観的・公平な評価スコアで最適パートナーを選定する。
概念・アーキテクチャ図解
情報収集から公平なコンペによる最適選定へ
概要・背景・本質
IT調達において、曖昧な要求のまま見積もりを取ると、ベンダー側の前提条件の解釈違いで予算超過や訴訟問題に発展します。まずRFIで市場のソリューションや相場感を情報収集(一次スクリーニング)し、自社の要求仕様を凝縮したRFPを提示して競合提案(コンペティション)させることで、最適なQCDを引き出します。
コア概念と着眼点
- RFI(Request for Information):何ができるか、実績はあるか、概算費用感を広く情報収集
- RFP(Request for Proposal):具体的な要件、スケジュール、予算上限、前提条件を提示し正式提案を要求
- 客観的評価基準の事前策定:機能適合度(40点)、技術力(20点)、体制(20点)、コスト(20点)等の配点シートを策定
- ベンダー公平性の担保:質疑応答の内容を全提案ベンダーに漏れなく一斉共有
ITストラテジスト試験(午後I記述・午後II論文)での論述ポイント
午前II・午後I・午後IIすべてで最頻出!午前IIではRFIとRFPの順序と目的の違いが問われる。午後II論文では『自社の業務改革ビジョンをRFPに明記し、提案評価基準に「業務標準化への提案力」を組み込んだことで、不要な独自開発を排した優れたパッケージ提案を選定できた』と書くのが王道。
小論文で使える実践フレーズ・キーワード
理解を深める推薦副読本
この用語の背景理論・実務動向を深く理解し、午後II小論文の説得力を劇的に高める必読書
ISBN: 4873119820
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ソフトウェアアーキテクチャの基礎 エンジニアリングに基づく体系的アプローチ
マーク・リチャーズ, ニール・フォード 著 / オライリー・ジャパン
アーキテクチャ特性(非機能要件)の定義と優先度付けモジュラリティ、マイクロサービス、イベント駆動設計のトレードオフレガシーシステムの段階的刷新(モダナイゼーション)設計
なぜこの用語の理解に役立つのか
『RFI / RFP』の背景にある理論と業界動向を体系的に理解し、実務や小論文に直結する戦略的視点を深掘りできます。
午後II小論文(ST論文)への応用・加点ポイント
エンタープライズアーキテクチャ(EA)やSoR/SoE連携、クラウド移行のアーキテクチャ方針を決定した根拠(トレードオフ判断)を論述する際の強力な武器になります。
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