システム監査基準・倫理・独立性 重要度:★★★出題: AM2・PM1・PM2
職業倫理と正当な注意義務
しょくぎょうりんりとせいとうなちゅういぎむ / Professional Ethics and Due Professional Care
システム監査人が業務を遂行する上で守るべき誠実性・客観性・守秘義務の倫理規範と、専門家として当然払うべき注意深さ(正当な注意義務)です。
3行速習ポイント
- システム監査人が業務を遂行する上で守るべき誠実性・客観性・守秘義務の倫理規範と、専門家として当然払うべき注意深さ(正当な注意義務)です。
- 監査人が入手した機密データの漏えい防止や、重大なリスク兆候を見逃さない懐疑心の保持が含まれます。
- 試験対策:午前IIでの頻出概念であるとともに、午後試験では「監査用データ(個人情報・本番ログ)の持ち出し制限やアクセス管理」の文脈で問われます。
図解
図システム監査人に求められる職業倫理と専門職規範の3原則構成要素・基本原則
監査の信頼性と安全性を担保する行動規範🏛 システム監査人に求められる職業倫理と専門職規範の3原則(中核を構成する 3 つの柱)
注意・懐疑心
正当な注意義務と職業的懐疑心
口頭説明を鵜呑みにせず客観的証拠で裏付ける姿勢
専門家として通常求められる注意深さを発揮し、記録の不整合や異常値に対して批判的・検証的な視点で原因を追究する。
守秘・保護
厳格な守秘義務と情報管理
監査で知り得た機密情報・個人情報の保護と目的外利用禁止
全社データへの強いアクセス権を持つからこそ、監査調書や抽出データのアクセス制御・持ち出し禁止・保管期限管理を徹底する。
能力維持
専門能力の継続的維持・向上(CPE)
クラウド・AI・サイバー攻撃等の最新技術リスクへの追随
継続的専門教育や外部専門家との連携を通じて、最新IT環境のリスクとコントロールを正しく評価できる知見を常にアップデートする。
💡 午後Iでは、被監査部門の説明に矛盾がある場合に「職業的懐疑心」を発揮して追加の原資料(生ログや契約書原本)を査閲する監査手続が問われます。
概要と本質
システム監査人が業務を遂行する上で守るべき誠実性・客観性・守秘義務の倫理規範と、専門家として当然払うべき注意深さ(正当な注意義務)です。監査人が入手した機密データの漏えい防止や、重大なリスク兆候を見逃さない懐疑心の保持が含まれます。
重要ポイント・コア概念
- 正当な注意義務(Due Care):合理的に期待される専門知識と職業的懐疑心をもって監査手続を選択・実施し、重大な統制不備を見落とさない注意義務
- 守秘義務と監査データ保護:監査過程で入手した本番データや脆弱性情報を厳重に管理し、監査目的以外に一切利用・漏えいしない統制
- 定量的効果・監査目標例:監査証拠データの暗号化保管と監査終了後30日以内の機密データ抹消手順を徹底し、監査部門からの情報漏えいインシデント0件を継続
午後I記述・午後II小論文試験での攻略ポイント
午前IIでの頻出概念であるとともに、午後試験では「監査用データ(個人情報・本番ログ)の持ち出し制限やアクセス管理」の文脈で問われます。
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