DX推進・先端技術・ビジネスモデル
午前II午後I午後II論文
重要度:
UI/UX
よみがな: ゆーあいきゅーえっくす
英語名称・略称: User Interface / User Experience
1行要約(本質)
UI(ユーザー接点となる画面配置・操作性)と、それを通じて利用者が得る総合的な体験価値・満足感(UX)。
3つの重要ポイント
1
UIは手段(フォント、ボタン、色彩、レイアウト)であり、UXはその結果としてユーザーが感じる目的(感動、快感、信頼感)。
2
どれほど優れたバックエンド機能であっても、UI/UXが劣悪であれば現場や顧客に使われずプロジェクトは失敗する。
3
ITストラテジストは、現場の操作負荷軽減や顧客エンゲージメント向上のため、UI/UXの標準ガイドラインを制定する。
構造・プロセスの図解
図UI(ユーザーインターフェース) vs UX(ユーザーエクスペリエンス)
視覚的接点(手段)と総合体験価値(目的)の関係UI (User Interface)目に見える接点
接触するすべての接点・画面
ボタンの配置、文字フォント、カラー配色、レスポンシブ画面遷移。目に見える『手段』。
UX (User Experience)心に残る体験
利用者が感じる総合的な体験・感情
『簡単に注文できた』『探していた情報がすぐに見つかり感動した』という感情的成果(目的)。
概要・背景・本質
UI/UXは、現代のシステム開発において成否を決定づける最重要ファクターです。社内システムにおいては「マニュアル不要で誰でも直感的に入力できるUI」が業務効率化と入力ミス撲滅に直結し、顧客向けサービスにおいては「ストレスなく目的を達成できる快適なUX」がリピート率や売上を左右します。
コア概念と着眼点
- UI(User Interface):視認性、操作性、レスポンシブデザイン、統一されたデザインシステム
- UX(User Experience):利用前・利用中・利用後を含めた一連の感情的体験価値(わかりやすい、楽しい、安心できる)
- ユーザビリティ評価:ヒューリスティック評価(専門家診断)やユーザービリティテスト(被験者観察)の実施
- アクセシビリティ(a11y):障害者や高齢者を含むすべての人が支障なく利用できる配慮(WebアクセシビリティJIS規格)
ITストラテジスト試験(午後I記述・午後II論文)での論述ポイント
午前IIで「UIとUXの定義の違い」「ユーザビリティテストの手法」が出題される。午後II論文では、新システムを社内に定着させる工夫として『初期画面の複雑さを排除し、現場の業務動線に合わせた直感的なUIを業務部門と反復レビューして設計した』と書くことで、現場目線を持った優れたPM/ストラテジスト像を提示できる。