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分散DB・2相コミット・NoSQL・DWH 重要度:★★出題: AM2・PM2

CAP定理とNoSQLデータベース(KVS・ドキュメント・ワイドカラム・グラフ)

きゃっぷていりとのーえすきゅーえるでーたべーす / CAP Theorem & NoSQL Databases
分散データストアにおいて「一貫性(C)」「可用性(A)」「ネットワーク分断耐性(P)」の3つのうち同時に満たせるのは最大2つであるという定理と、用途別の非リレーショナルDB分類。

3行速習ポイント

  • ネットワーク分断(P)が避けられない広域分散環境では、厳密な一貫性を優先する「CP型」か、応答可用性を優先し結果整合性(Eventual Consistency)をとる「AP型(BASE特性)」を選択する
  • NoSQLはデータモデルにより①キー・バリュー型(KVS)、②ドキュメント型(JSON/BSON)、③ワイドカラム(列指向)型、④グラフ型(ノードとエッジ)の4種に大別される
  • セッション管理・キャッシュにはKVS、スキーマレスな階層データにはドキュメント型、SNSの人間関係や経路探索にはグラフ型が適する

図解

図NoSQLデータベースの4大データモデル
高速・スケール
キー・バリュー型 / ワイドカラム型
Key-Valueの高速アクセス(KVS)および列ファミリ単位の大量時系列・集計処理
スキーマレス
ドキュメント指向型
JSON/BSON形式の柔軟な階層構造をそのまま格納し属性検索にも対応
ネットワーク分析
グラフ指向型
ノード(頂点)とエッジ(辺)で関係網を表現し、経路探索や相関分析を高速実行

概要と本質

午前IIの分散DB・NoSQL問題で頻出の知識です。それぞれのNoSQLデータモデルの特徴とユースケース、および結果整合性(Eventual Consistency)の意味を正確に整理しておきましょう。

重要ポイント・コア概念

  • キー・バリュー型(KVS):一意なキーに対して値を対応付ける単純構造で、メモリベースでの高速な読書き・水平スケールアウト(コンシステントハッシング)に優れる
  • ドキュメント型:JSONやXML形式の階層構造ドキュメントをそのまま格納し、ドキュメント内部の要素に対しても索引作成や検索が可能
  • グラフ型:ノード(頂点)、エッジ(辺)、プロパティで要素間の関連を表現し、最短経路探索やリコメンデーションに最適

午後I・午後II記述試験での攻略ポイント

午前IIでは「CAP定理のC・A・Pの組み合わせ」「コンシステントハッシング(ノード増減時に再配置されるキー数を最小化する手法)」「4種類のNoSQLの特徴比較」がよく出題されます。

午後記述で使える加点キーワード(クリックでコピー)

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