セキュリティ・法務・リスクマネジメント 重要度:★★出題: AM2・PM1

ISMS(ISO/IEC 27001)

あいえすえむえす / あいそにまんななせんいち / Information Security Management System (ISO/IEC 27001)
情報の機密性・完全性・可用性(情報セキュリティの3要素)をバランスよく維持・改善するための国際規格マネジメントシステム。

3行速習ポイント

  • Plan(計画)➔ Do(導入運用)➔ Check(監視見直し)➔ Act(維持改善)のPDCAサイクルを回す。
  • 単なるファイアウォール等の技術的対策だけでなく、組織的規程、物理的安全、人的教育を包括する。
  • 午前II試験において、情報資産の特定、リスク受容水準、内部監査の実施が頻出する。

図解

図情報セキュリティの3大要素(CIA)構成要素・基本原則
ISMSが保護すべき3つの基本特性
🏛 情報セキュリティの3大要素(CIA)(中核を構成する 3 つの柱)
Confidentiality
1. 機密性 (Confidentiality)
見せてはならない人に見せない
アクセス権限のある者だけが情報にアクセスできることを確実にすること。暗号化・認証。
Integrity
2. 完全性 (Integrity)
正確・最新のまま改ざんさせない
情報および処理方法が正確であり、欠落や不正改ざんがないことを保護すること。ハッシュ・ログ。
Availability
3. 可用性 (Availability)
使いたい時にいつでも使える
認可された利用者が、必要な時に中断なく情報や関連資産にアクセスできること。二重化・バックアップ。
💡 午前IIではCIA三要素とリスクアセスメント・適用宣言書(SOA)が頻出。午後I・午後IIではクラウド・AI利用拡大に伴う管理策の継続的見直し(PDCA)を描く。

概要と本質

ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)は、企業が保有するすべての情報資産(顧客データ、ソースコード、財務情報、従業員カルテ等)を漏えい、改ざん、滅失から守るための組織的枠組みです。ISO/IEC 27001認証を取得・維持することで、取引先に対する高い情報セキュリティ信頼性を対外証明できます。

重要ポイント・コア概念

  • 3大要素(CIA):機密性(Confidentiality)、完全性(Integrity)、可用性(Availability)
  • 真正性・責任追跡性・否認防止・信頼性:CIAを補完する追加の4要素
  • リスクアセスメントの実施:資産特定 ➔ 脅威・脆弱性の特定 ➔ リスク値の算定 ➔ 対策基準(SOA)の策定
  • 内部監査とマネジメントレビュー:経営陣がセキュリティの運用状況を定期的に点検し改善指示を出す

試験対策・午後II論文での活用法

午前IIで「情報セキュリティの3大要素(CIA)の定義」「リスクアセスメントの手順」「適用宣言書(SOA)の役割」が出題される。午後I記述では、ISMSのPDCAサイクルに則った運用改善手順(是正処置)が問われる。

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なぜこの用語の理解に役立つのか

『ISMS(ISO/IEC 27001)』の背景にある理論と実践知を体系的に理解し、午後記述・小論文の得点力へ直結させることができます。

午後II小論文(ST論文)・午後I記述への応用ポイント

午前IIのゼロトラスト・クラウドセキュリティ設問で満点を狙えるだけでなく、午後I・午後IIで「安全な外部クラウド連携と認証基盤統一」を論述する際の技術的裏付けになります。

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